「芒・薄・すすき」の俳句

    

写真俳句《旅の思い出》を作ろう! 

   

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「歳時記」の前座として、先ず、京都・嵯峨野の「落柿舎」や神戸・灘の「酒心館」などを吟行した際の芒の写真と拙句を掲載します

  

吟行俳句・記事の詳細は青色文字をタップして、「京都・秋の旅《落柿舎と去来墓》」や「秋の灘・酒蔵吟行(写真と俳句)」をご覧下さい。

   

落柿舎へ矢筈芒の小道経て 

前庭の芒煌めく酒心館

ひとはくの庭や屋上花薄

芒とてきれいさっぱり刈り取られ

       (薫風士)

     

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「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語・タイトル)をタップしてご覧下さい。

  

  

芒1

忌の墓参ことに母郷の芒かな

        (大橋敦子

  

芒2

恋心四十にして穂芒    

        (尾崎放哉

   

芒3) 

分け入つて芒の光ふりかぶる 

        (吉村玲子

   

芒4) 

芒野や身を投じたき大うねり 

       (谷口ゑみ)

   

芒5) 

腕白の頬に芒の刀傷 

      (白髭美佐子)

  

芒6) 

投入れの芒に適ふ丹波壺 

      (白澤よし子)

   

芒7

芒の穂手折れば絵になると言はれ 

       (品川鈴子)

   

芒8) 

速度上ぐ銀の芒の直線路 

       (泉田秋硯)

   

薄9

丹波より丹後へ月の薄道 

       (田中藤穂)

   

(すすき1

花すすき生駒の嶺の天を刷く

        (山田天)

  

すすき2

恋の座をゆづり合ひたる萩すすき

       (片山由美子)

  

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