新型コロナウイルス感染拡大の第三波が大きく、遂に全国的に「Go Toトラベル」のキャンペーンを年末年始は中止し、5人以上参加の忘年会などの開催も国民に自粛することを要請した菅義偉首相が参加した忘年会には8人位いたことが問題視されています。
忘年会や新年会の画一的な自粛要請に応じて、皆さんが年末年始に自粛しても、これまでのような「Go To」キャンペーンが再開されると、コロナ感染拡大の第4波が来てオリンピック開催も危ぶまれる事態になるでしょう。
一律の人数制限や時短ではなく、次のような対策を講じてほしいものです。
「新型コロナウイルス感染防止の対策マニュアル」を整備し、
適合するホテルやレストラン、居酒屋、喫茶店などを認定し、
認定基準適合の準備に要したコストの一部を補助し、
「コロナ対策Bグルメ店」とか、「コロナ対策三ツ星店」とか、「三密防止対策認定店」など、
実態に応じ、店主や経営者の要請も考慮して適切な呼称を決めて、コロナ対策を奨励する。
「認定基準」は、「一律に5人以下」などとせず、「店ごとの定員」や「部屋ごとの定員」などを規定して、
一般に公表するとともに、店の来客が自然にチェック出来るように店頭に公示することを義務化し、
公式のパトロールなどのチェック体制も整備する。
認定基準を順守しなかった店や補助金需給申請に偽りがあった場合の罰則等をしっかり規定する。
一律の人数制限や時短ではなく、きめ細かい新型コロナウイルス対策を是非とも推進してほしいものです。
経済的に余裕のある人々は三密を防止している飲食店などの年末年始の会食も適切に実施すれば良いのではないでしょうか?
そうすると、
「安いから行くのではなく、安心できるから行く」という客が増えて、
真面目に営業している店が繁盛することになり、経済効果も上がるでしょう。
コロナ対策は、むやみに政争の具にせず、政治家や既存の専門家会議メンバーのみならず、レジャー・旅行・飲食店などの関連の専門学者や経済学者などが協議して、一般市民の声も取り入れ、きめ細かく検討して決定し、法律や条例により実施を徹底することが肝要でしょう。
この思いを皆さんがシェアして、
政府や自治体の関係者を動かしてくれるとありがたいです。
ご意見のご投稿を歓迎します。
ちなみに、「ミシュランの三つ星」を獲得したスペインの著名なレストランがコロナの影響で廃業に追い込まれたそうです。
(薫風士の思いを詠んだ俳句を掲載します。青色文字をタップし、例句や解説をご覧下さい。)
コロナ禍の俳句推敲冬ごもり
故郷の大雪偲ぶ自粛かな
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