日向ぼこ(俳句と写真)

   

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2020年の新語・流行語大賞は「3密」でした。

吟行旅行を断念して、手作りの庭の手入れに専念しながら有りの儘に詠んだ拙句・日記俳句と写真をご笑覧下さい。

  

Go Toの期待外れや冬ざるる

 

冬ざれの庭の手入れを恙無く

   

Go Toの迷走又も暮早し

  

GoToは意固地の策か日向ぼこ

  

拘りも人様々や日向ぼこ

  

まやかしの政策憂ひ日向ぼこ

  

手作りの庭を愛でつつ日向ぼこ

 

縁側で日向ぼこしつ昼餉蕎麦

    

縁先に日本列島日向ぼこ

    

スマホ手に縁に微睡む日向ぼこ

    

575筆まか勢」に山口波津女(1906~1985・山口誓子の妻)の次の俳句がありました。

  

この庭のながめもあきぬ日向ぼこ

   

「日向ぼこ」の俳句は殆ど老人が読んでいるのではないかと思いますが、歳時記に若い世代の次の俳句がありました。

   

胎内のぬくもりにゐる日向ぼこ

       (下平しづ子)

  

日向ぼこ赤子手を振る足を蹴る 

       (田中嘉代子)

   

コロナ禍に出産を迎える方々の安産を祈ります。

   

コロナ禍の安産祈り日向ぼこ 

         (薫風士)

   

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最後の写真のフジバカマの傍を飛んでいるのは蜻蛉でしょうか?  

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