AIに丸投げするな去年今年
甘受して零のスタ-卜去年今年
句に遊び余生を生きむ去年今年
我が道を一歩一歩と去年今年
去年今年平和を祈り南無阿弥陀仏
(薫風士)
掲句は、ブログ用の拙句です。
青色文字(季語)や青色下線の文字をタップして例句や解説をご覧下さい。
「去年今年」(「こぞことし」新年の季語)の俳句を「歳時記」(俳誌のサロン)の各ページの冒頭句など幾つか気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
「去年今年1」
我をのせ廻る舞台や去年今年
(上野泰)
「去年今年2」
去年今年闇にかなづる深山川
(飯田蛇笏)
去年今年祈りの中にある時間
(稲畑汀子・高浜虚子の孫)
棒も又折れゆくものや去年今年
(稲畑廣太郎・高浜虚子の曾孫)
「去年今年3」
(高浜虚子)
ここをクリック(タップ)して「虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か?」をご覧下さい。
「去年今年4」
いつの間に一と眠りして去年今年
(瀧春一)
「去年今年5」
だんだんと人と離りて去年今年
(志解井司)
「去年今年6」
去年今年老父母のなきやすらぎに
(竹内弘子)
「去年今年7」
片づかぬ書斎に馴染み去年今年
(稲畑汀子)
若者に元気を貰ふ去年今年
(稲畑汀子)
ごきげんよう!「NHK俳句に学ぶ」むかご66さん(選者:高野ムツオさん)に、ゲスト:大島映二さん(将棋棋士)の次の俳句があった。
空港に 世界の時刻 去年今年
NHKのHPの「俳句王国バックナンバー」に金子兜太主宰の5選句の一つに次の俳句があった。
去年今年貫く棒を見失ふ
中日新聞の記事(2015/3/30)に次の俳句があるのがインターネットで検索されたが、会員でないので詳細は不明である。
去年今年貫く平和砕けけり
石崎●彦(75) 水戸市 (※●は「土」の下に「口」)
チュヌの主人(薫風士)も即興句を作りました。
このブログの冒頭の俳句は高浜虚子の俳句「明け易や花鳥諷詠南無阿弥陀仏」と「去年今年貫く棒の如きもの」を捩ったものです。
青春の思ひ貫き去年今年
老ひしとも新たな夢を去年今年
加速する刻に逆らひ去年今年
天国の高浜虚子は月並み俳句の羅列に苦笑しているでしょうが、一途に平和を願っている老のなせることとて許してくれるでしょう。
ウイキペディアによると、「南無阿弥陀仏」の意味は次の通りです。「南無」はナモー(namo)の音写語で「礼拝、おじぎ、あいさつ」を意味するナマス(梵: namas)の連声による変化形。「礼拝」から転じて帰依(śaraṇāgamana)を表明する意味に用いられ、「わたくしは帰依します」と解釈される。「阿弥陀」は、その二つの仏名である「アミターバ(無量の光明, amitābha)」と「アミターユス(無量の寿命, amitāyus)」の「はかることのできない(無量)」というアミタ(amita-)のみを音写したもの。
すなわち、「南無阿弥陀仏」とは「わたくしは(はかりしれない光明、はかりしれない寿命の)阿弥陀仏に帰依いたします」という意味です。
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