タイトルは俳句を称える拙句です。
時雨忌や濡羅吏くらりと身を躱し
時雨忌や平和憲法堅持せむ
時雨忌や時雨のごとき記憶かな
(薫風士)
2020年の10月31日は旧暦の9月15日に当たり、秋晴れに恵まれ、ハロウィンムーンとかブルームーンなどと言われる珍しい満月でした。
「安酒を求めし帰路や後の月」などと駄句を口遊みながら、十三夜や十五夜の月を愛で、スマホカメラで写真を撮りましたが、電線や街灯、ビルなどが多くて良い写真スポットを中々見つけることが出来ませんでした。
日本伝統俳句協会の10月のカレンダーに十三夜を詠んだ俳句「業平の現れさうな十三夜(吉村玲子)」が掲載されていましたが、作者は何処でこの俳句を詠まれたのでしょうか?
「時雨忌」は松尾芭蕉(1644年~1694年11月28日)の命日(陰暦10月12日)のことで、「芭蕉忌」・「翁忌」・「桃青忌」などと言われ、冬の季語とされています。
芭蕉の俳句300句の英訳にチャレンジし、国際俳句協会のホームぺージに「英語で分かる芭蕉の俳句」というシリーズ記事を掲載して頂いています。
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