俳句の鑑賞 <「秋晴」・「天高し」>

       

今日(9月23日)は「秋分の日」・「彼岸の中日」です。秋の行楽日和を期待して歳時記(俳誌のサロン)「秋晴」・「天高し」の俳句からなるべく親しみやすいものを気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字の季語をクリックして俳句の詳細をご覧下さい。

   

秋晴1

・秋晴の踏切濡らし花屋過ぐ (岡本眸)

・心がけ良くて秋晴旅に発つ (小倉恵都子)

秋晴2

・秋晴やガラスの美術見る箱根 (金子八重子)

・秋晴に気力をもらひ出勤す (坂本玲子)

秋晴3

・こがれ訪ふ小諸の旅や秋晴るる (井口淳子)

・秋晴や自転車で行く旧街道 (高倉和子)

秋晴4

・秋晴や孫のお絵書き五重丸 (並河富有野)

・秋晴や寝具取り込む日の匂ひ (渡辺安酔)

   

天高し1

球場に母校の校歌天高し (及川永心)

・天高し庭師の音のはじまりぬ (稲畑汀子

天高し2

・カリヨンの響く尖塔天高し (阪本哲弘)

・リフトより信濃パノラマ天高し (刈米育子)

天高し3

・背伸びより始む体操天高し (岡淑子)

・原つぱの外野手一人天高し (若林杜紀子)

天高し4

・天高し船を降り来る優勝旗 (相川幸代)

・天高し言ふことなしの富士仰ぐ (上原恒子)

天高し5

・天高しにはとり機嫌よく鳴きて (丁野弘)

・老いたりといへども庭師天高し (江本路代)

天高し6

・玉入れの数の合唱天高し (金田けいし)

・天高し旋回の鷹風に乗り (大橋晄

天高し7

・天高しイルカは玉をひよいと受け (中島陽華)

・足も手も喜ぶ赤子天高し (永淵暫子)

     

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