2016年11月12日に日帰りのバス旅行(三田地区まちづくり協議会主催)で浦富海岸島巡りや鳥取砂丘・「砂の美術館」「かにっこ館」などを見学しました。
神姫バスの案内嬢はまだガイド1年生の由で、テキストを見ながら生真面目に道中の観光スポットについて説明をしてくれましたが、内容は殆ど忘れてしまい、ガイドさんの笑顔だけが印象に残っています。
訥弁に笑顔のガイド旅小春
短日の鳥取砂丘愛しみけり
(薫風士)
砂丘の俳句をインターネットで検索すると、「鳥取砂丘文学散歩 石碑」というサイトや、高浜虚子の句碑・有島武郎の歌碑などのマップや解説のサイトがありました。
(写真はクリック・拡大し、青色文字はクリックして解説記事や俳句をご覧下さい。)
(高浜虚子)
虚子はこの俳句をどのような心境で詠んだのでしょうか?
浜坂の遠き砂丘の中にしてさびしき我を見出でつるかも
有島武郎はこの歌を詠んだ40日後に人妻と心中をしたとのことです。
「きらめきを砂丘に返し露乾く」や「露を抱く砂丘朝日に応へ来し」という稲畑汀子さんの俳句が「歳時記(俳誌のSalon)・露」にありました。
「冬日差す砂丘の駱駝影長し」などと、チュヌの主人は即興句を口遊みながら写真を撮りました。
駱駝の写真を撮ろうとすると、「撮影は有料です!」と言われ、ラクダの近くでは撮影をやめました。この写真でご想像ください。
NHKの今日のニュースによると、鳥取は震災で一時減っていた観光客も増えてきているとのことで、速やかな復興を祈っています。
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。