西近江路・琵琶湖周辺の吟行俳句と写真

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晩秋西江路・琵琶湖周辺(高島市)を俳句仲間(神戸同人)と一泊(今津サンブリッジホテルの吟行旅行・俳句会をしました。初日は近江高島駅から白髭神社鵜川四十八体石仏群乙女の池大溝城址→「琵琶湖周航の歌記念館(今津港)を吟行しましたが、時々強い風が吹いて今津港で帽子を琵琶湖に吹き飛ばされるなどのハプニングがありました。翌日(11月7日:立冬)は穏やかな日和に恵まれてメタセコイアの大並木を車で往復見物し、マキノピックランドでのんびりと吟行し、サンブリッジホテルで句会をしました。因みに、夜明けにホテルの窓から琵琶湖を眺めると日の出の太陽が湖面に映り光が橋のように伸びましたが、ホテルの名称の「サンブリッジ」はその風景とは関係ないそうです。

    

青色文字をクリックすると解説や「歳時記」の俳句などがご覧になれます。写真はクリックすると拡大されます。

チュヌの主人(俳号:さとし)の俳句と写真を下記に掲載します。

行く秋の一日を惜しむ西近江

朱の鳥居すくと琵琶湖暮れの秋

初冬白髭神社翁の碑

・柔和なる鵜川石仏小春の日

比良下ろし止みよろめくや城址の磴

(ひつじ)(うみ)を左右に直線路

・訪ね来し安曇川(やな)崩れ跡

(にお)の群れ朝日に白く黒く飛ぶ

・三角に朝日に光る鳰の水脈(みお

・吹き飛びし帽子拾ふ()鳰の湖

初冬(はつふゆ)の吟行日和ピックランド

ピックとは所縁(ゆかり)を論じ小春の園

小林檎を捥ぎて味見すマキノの園

  

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