平成23年6月に仲間と行った住吉大社吟行の俳句を披露します。
御文庫の漆喰眩し楠新樹
(順子)
梅雨蝶の独り芝居や石舞台
(美娜)
卯の花の白みつみつと芸の神
(文子)
ペディキュアの素足が渡る太鼓橋
(良子)
夫婦楠梢連ねて八百(やお)の夏
(栄治)
朱色立つ住吉造り風香る
(知子)
散松葉そろそろ渡る太鼓橋
(眞知子)
万緑や鈴音高く宮参り
(かず)
重軽石試してもみる初夏の宮
(美津子)
六月や幟の囲む種貸社
(寧伸)
橋の朱を映す池面に夏落葉
(昭夫)
菖蒲湯や余生の夢のひろがりて
(律子)
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