春分や子供に見せん親の背

   

タイトルは、ブログ用の拙句です。

「背」は、「5-7-5」のリズムにするために、「せな」と読んで下さい。

パンフレットの写真は、「ひとはく通信 ハ-モニー」(118号)の一部分です。タップ拡大して解説をご覧下さい。

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春分の日なので好天を期待していましたが、あいにくの雨になり、「ひとはく」の新館で本を読んだり、小鳥の標本を見たりして過ごしました。

何事にせよ、「良かれ」と思ってアドバイスしても、「押し付けは嫌だ」と、反発を招くことがよくあるので、なるべく「不言実行」で「背を見せる」ように心がけていますが、ままになりません。

それでも、「いずれわかるだろう」と、諦めないで自分に言い聞かせているこの頃ですが、元気な子供が居るのは嬉しいことです。

 

「ひとはく」で愛でる自然や彼岸の日

「新館」の仕掛け巧みや春の雨

春雨の音リズミカル鎖樋

春雨や見てるつもりが見られをり

下からも上からも見ん山笑ふ

暖かや親の背見て子は育つ

        (薫風士)

 

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