《蜜柑》(故郷を偲んで)

    

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歳時記(俳誌のサロン)「蜜柑」から、「故郷・故里」に因んだ例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

   

    

    

蜜柑1

故郷の名にひかれ買ふ蜜柑かな 

      (浅井千鶴子)

   

手に蜜柑故郷日和授かれり 

       (村越化石)

   

蜜柑2

故里の海の香混じり来る蜜柑 

       (清水和子)

   

蜜柑3

故郷や早生の蜜柑の出荷時 

       (三橋玲子)

   

蜜柑4

包み解く葉付き蜜柑の香りかな 

      (延川五十昭)

     

575筆まか勢《蜜柑の例句》(「古里・故里・故郷」に因んだ俳句)

故里につながる蜜柑ころがれり

       (村越化石)

  

祖父親孫の栄えや柿蜜柑

       (松尾芭蕉

 (注)「祖父親」は「おおじおや」と読みます

   

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