タイトルはブログ用の拙句です。
孫二人鯛をつつくや屠蘇祝ふ
コロナ禍に来れぬ娘や屠蘇を酌む
屠蘇祝ふドン・キホーテと言はれつつ
牛歩して虎の飛躍へ屠蘇祝ふ
タイトルの俳句と掲句は薫風士の即興句です。
コロナ禍の勤務医は超多忙なのか、娘は正月も盆もゆっくり実家で過ごす余裕が無いようです。
医学部定員の増加や医師資格試験制度の見直しにより勤務医の待遇を改善して、パンデミックなど長期化に対応できるように、余裕のある医療従事者数を確保すべく医療体制の根本的見直しをしてほしいものです。
「年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」をご覧下さい。
「575筆まか勢」の例句から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。例句の詳細はここをクリック(タップ)して、ご鑑賞下さい。
せはしなき人やと言はれ屠蘇を受く
(秋櫻子)
酔ふほどは飲まぬつもりの屠蘇に酔ふ
(下村ひろし)
老朽ちし妻をあはれみ屠蘇を酌む
(高浜虚子)
金泥の鶴や朱塗の屠蘇の盃
(夏目漱石)
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