俳句の鑑賞《爽やか・薄紅葉》(御嶽山「播州清水寺」詣で)

 

(P.S. 2023.6.20)

昨夜のNHK-TVニュースで播州清水寺が鉢植や花壇で紫陽花の花を咲かせていると放映していました。

  

(2017.9.9 の記事)

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チュヌは主人のお供をして2017年9月5日に御嶽山「播州清水寺」(西国三十三観音第25番札所)に行きました。

登山道は薄紅葉で桜紅葉もあり爽やかでした。

清水寺には「月見亭」があり、江戸時代(?)の地元出身の俳人の俳句「名月やどの山見ても皆低し」の句碑がありました。

「月見亭」は8月26日の大法会二十六夜月待の最適所とのことです。

  

9月5日は「盆の月」ですが、生憎の小雨で月を愛でることは出来ませんでした。

     

俳誌のsalonの歳時記「爽やか」・「さはやか」や「薄紅葉」から寺や月を詠んだ俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

  

「爽やか」を平仮名で表現する場合、伝統俳句では旧仮名遣いで「さはやか」とし、現代俳句では「さわやか」としていますが、日常的には「さはやか」という表現をしないので、漢字で「爽やか」とする方が感覚的に抵抗感が無くて良いと思います。

いずれにせよ、俳句は好き好きでしょう。

  

(青色文字の季語をクリックすると俳句の詳細がご覧になれます。) 

  

爽やか

爽やかや登りきったる立石寺

      (高木典子)

 

遣水のさはやかにして毛越寺

      (青木政江)

  

薄紅葉

峰寺へ近づきし道薄紅葉

      (安原葉)

 

森閑と寺の風鐸薄紅葉

    (芦川まり)

  

薄紅葉して曝涼の大徳寺

     (大竹淑子)

 

牧水の泊まりし寺や薄紅葉

     (鈴木阿久) 

    

「まーちゃんの山歩き」というサイトに御嶽山「播州清水寺」の詳しい紹介がありました。興味があればここをクリックしてご覧下さい。

   

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