(P.S. 2024.8.27)
「薄紅葉」などのリンクを追加・更新しました。
(2017.9.9 の記事)
チュヌは主人のお供をして2017年9月5日に御嶽山「播州清水寺」(西国三十三観音第25番札所)に行きました。
清水寺には「月見亭」があり、江戸時代(?)の地元出身の俳人の俳句「名月やどの山見ても皆低し」の句碑がありました。
「月見亭」は8月26日の大法会二十六夜月待の最適所とのことです。
9月5日は「盆の月」ですが、生憎の小雨で月を愛でることは出来ませんでした。
俳誌のsalonの歳時記「爽やか」・「さはやか」や「薄紅葉」から寺や月を詠んだ俳句を抜粋・掲載させて頂きます。
「爽やか」を平仮名で表現する場合、伝統俳句では旧仮名遣いで「さはやか」とし、現代俳句では「さわやか」としていますが、日常的には「さはやか」という表現をしないので、漢字で「爽やか」とする方が感覚的に抵抗感が無くて良いと思います。
いずれにせよ、俳句は好き好きでしょう。
(青色文字の季語をクリックすると俳句の詳細がご覧になれます。)
(爽やか)
爽やかや登りきったる立石寺
(高木典子)
遣水のさはやかにして毛越寺
(青木政江)
(薄紅葉)
峰寺へ近づきし道薄紅葉
(安原葉)
森閑と寺の風鐸薄紅葉
(芦川まり)
薄紅葉して曝涼の大徳寺
(大竹淑子)
牧水の泊まりし寺や薄紅葉
(鈴木阿久)
「まーちゃんの山歩き」というサイトに御嶽山「播州清水寺」の詳しい紹介がありました。興味があればここをクリックしてご覧下さい。
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