久しぶりに投稿して頂いた先輩(前川淳氏)の川柳を掲載させて頂きます。
都会の泥に泳ぎあぐねているどじょう
背信の森で仏とすれ違う
不即不離 黄金則で生きている
どんぐりの列が突然乱れだす
人間と共存したくない地球
落日に向かって自問自答する
縦横に伸びている母の配線
究極の卒業式は葬だろう
「背信」の句: 社会やある特定の人に対し人は裏切り/背信と思えることを行って悩んでいる、そこへ慈悲深い仏(自分を良く理解している親友でもよい)とすれ違いまたは出くわし何らかの救いや安堵を得ることがある。
「どんぐり」の句: どんぐりの背比べと言われるように最初は誰も一列(同列)に並んでいた。ところが競争が始まるとある時または時の経過とともに誰か(複数)が急に能力的にぬきんでて列が乱れだすことがある。
「縦横」の句: 母親というものは特にわが子に対し目配り・気配り(配線)をして献身的に世話をするもので有難い存在である。
上記は作者に補足説明をして頂いたものをアレンジしたものです。
チュヌの主人は現役時代は東京や大阪のみならずニューヨークの生活も当然のこととしていましたが、退職した現在は大都会に住む気になれません。大地震や津波に原発事故まで被災された福島などの方がたや熊本の度重なる大地震に被災された方々や関係者のご苦労に思いを馳せて胸を痛めています。東京などの大都会で大地震が起こったらどうなるだろうか、と心配しながら大災害や人災の起こらないことを祈るばかりです。
政治家や企業の不祥事が相変わらず起こっていますが、「究極のLOVE」を実践する人々が多くなることを祈っています。
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