(P.S. 2022.3.12)
ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、記事を書きました。
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「血に染むなドニエプルてふ春の川」や「春一番この発言はおぞましき」をご覧下さい。
(2016年2月の記事)
「歳時記」(俳誌のサロン)の春の季語「東風」(こち)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
(東風1)
・東風吹くや耳現るゝうなゐ髪
(杉田久女)
この句について、加藤楸邨は講談社版「日本大歳時記(春)」で次のように評しています(抜粋)。
「東風に吹き分けられた間から愛らしい耳が現れてきたところを詠んだもの、まことに微妙な把握のしかたであるといえよう。・・(省略)・・
この句は「春風や」ではまったく死んでしまう。春風では出せない風の感触があるからだ。もちろん語感のちがいだけでないもない。東風という春、東から吹く風の伝統的な感じと、「吹く」のはたらいている動きとが、相伴って「耳現るゝうなゐ髪」をすこぶる微妙に生かしているからである。・・(省略)・・」
(東風2)
・夕東風に赤提灯の点り初む
(稲畑廣太郎)
(東風3)
・のうれんに東風吹くいせの出店かな
(与謝蕪村)
(東風4)
・祝ぎ色の東風に押されて会場へ
(稲畑廣太郎)
(「花鳥」六十周年、五百号祝句)
(東風5)
・軍隊の短き言葉東風に飛ぶ
(竹下しづの女)
・着ぶくれて馬耳東風を通す夫
(塩千恵子)
・飼主の香に犬駆け来東風吹きて
この俳句はチュヌの主人が作った句ですが、カ行の言葉を集めています。
ウイキペディアの「東風」の項を見ると、季語以外の解説に
「中国は射程距離が1万キロ以上あり、中国本土よりアメリカ合衆国本土まで到達可能[5]な『東風41』という弾道ミサイルを開発中」との記事があり、
また、日経新聞Web刊のコラム(2016.1.28の有料会員限定記事)によると、
「1970年に初の人工衛星打ち上げに成功した中国は、ソ連・ロシアから提供された技術をコピーしながら宇宙計画を継続し、03年には初の有人宇宙船「神舟」、07年に月探査機、10年には中国版の全地球測位システム(GPS)衛星『北斗』をそれぞれ打ち上げるなど、着々と成果を出してきた。中国は順調に行けば18年にも独自の有人ステーション『天宮』の中核部分を打ち上げ、その後、順次追加パーツを合体させて20年にも運用を開始する見通しだ。」
とのことです。
北朝鮮もミサイルを開発・発射実験しており、今朝のNHKニュースによると、自衛隊は政府の命令を受けて迎撃ミサイルPAC3を防衛省に配備したとのこと、外国の「ポチ」となることなく平和憲法の堅持により平和外交を促進すると共に、防衛力を適時強化して、国民を守る堅実な政府が確立されることを期待しています。
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