2024年3月7日、泉涌寺を拝観してから、雲龍院を訪ねました。
冒頭の写真は、雲龍院の拝観券と菊の御紋の石庭やパンフレットの折込面の一部分です。
(パンフレットの写真をタップ拡大すると、解説記事をご覧になれます。青色文字をタップしてリンク記事をご覧下さい。)
遠近にミモザの花や龍華殿 「遠近」は「おちこち」と読んで下さい。
(薫風士)
龍阿吽春の公開龍華殿
(薫風士)
龍華殿は、辰年の今年は特別に公開されましたが、普段は非公開故、内部の襖絵の龍は撮影禁止とのことで、巨大な見事な阿吽の龍の写真は残念ながら撮れませんでした。
ここをクリック(タップ)し、雲龍院の四季折々の写真スポットの口コミの写真をタップ拡大して無数にご覧になれますが、いずれにせよ、実際に訪れて見る迫力には及びません。
薫風士がスマホで撮った外回りの写真と拙句「まんぽ俳句」を掲載します。
竹筒の水琴窟や春の庭
春苑の天へ枯れ木の杉の龍
白き枯れ杉愛づ龍天に昇る如
(薫風士)
最後の写真をタップ拡大してご覧になると、落雷で枯れた杉の木を避雷針を付けて昇り龍に見立てて維持している様子が分かります。
「龍天に昇る」は、春の季語ですが、そのままでは8音字で必然的に破調になるので、定型の俳句にするには工夫が必要です。
因みに、「龍淵に潜む」は秋の季語ですが、やはり8音字なので、作句に工夫を要します。
「最上川 秋の舟下り(写真と俳句)」に掲載した記事や拙句(まんぽ俳句)をご覧頂ければ幸いです。
天に昇るや最上の淵に潜む龍