「シャボン玉」は、俳句では「しゃぼん玉」と平仮名にするか、「石鹸玉」と漢字で表現するのが普通です。
季語は「春」です。
「歳時記」(俳誌のサロン)の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
(しゃぼん玉1)
しやぼん玉とぶ七彩に光りつつ
(中川濱子)
(しゃぼん玉2)
母と子のはしやぎの中のしやぼん玉
(亀ヶ谷照子)
(しゃぼん玉3)
しやぼん玉中をゆるゆる乳母車
(浮田胤子)
(しゃぼん玉4)
浮雲に届けとばかりシャボン玉
(林生子)
(しゃぼん玉5)
しやぼん玉オパール色に輝けり
(楠原幹子)
コロナ禍の自粛を強いられた若者や家族連れが深田公園で思い思いに遊んでいたのを詠んだ薫風士の「まんぽ俳句」とその情景の写真を最後に掲載します。
写真をタップして拡大して、空高く上がるシャボン玉をご覧下さい。コロナ禍の慰みになれば嬉しいです。
旅心つのらせ上がる石鹸玉
しゃぼん玉こんなに遠く飛んで来て
しゃぼん玉弾け儚しホロンピア
この俳句は「5-10-3」のリズムで詠んで頂ければ幸いです。
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