(2024.1.4 更新)
2024年「辰年」の三ヶ日は、能登半島地震、海保機と日航機の衝突事故、北九州市小倉北区飲食店街の大火事などが起こり、ウクライナやパレスチナの戦争は止まず、天災や人災が多発して多難な年明けとなりました。
地元の天神様にお参りして家族の健康や幸せのみならず世界平和のお祈りをしてきましたが、天災や人災の被災者にはお見舞いを、救済・支援にご尽力されている方々には敬意を、表明すことしか出来ぬ老躯ですので、せめて何らかの慰みにお役に立てば幸いだとの思いでこの記事を書いています。
(薫風士)
写真はタップ拡大して、年賀状などご覧頂ければ幸いです。
2022年(令和4年)「寅年」の初詣の写真と拙句を2016年(平成28年)大晦日の記事に追加しました。
「大晦日・大年の俳句(岸田内閣に望むこと)」をご一読下さい。
初みくじ虎の飛躍へ牛歩から
像の虎幼子乗るや初詣
(2016年大晦日の記事)
今日は大晦日です。英国のEU離脱決定やトランプ次期米国大統領の選出など、今年は「まさかと思ったこと・思いがけないこと」が次々に起こりました。除夜の鐘を聞きながら今年の出来事を振り返り、新年への期待と不安を感じつつ、初詣に出かける方も多いと思います。
そこで、「チュヌの便り」の今年最後のブログは「初詣」の俳句をとりあげました。
多事多難さるとり騒ぐ初詣
ままならぬことと知りつつ初詣
砂利音に心を清め初詣
初詣くちげんかして清々と
初詣じじいに笑みし幼孫
上記はチュヌの主人(さとし)の初詣の即興句です。
冒頭に拙句を掲載したのは、「俳句は誰でも気軽に楽しめるものだ」ということを多くの人々に知って貰い、俳句人口を増やし、「俳句」の世界文化遺産登録への草の根運動のささやかな一助にしたいというチュヌの主人の切なる思いからです。「俳句を楽しもう!」をご覧下さい。
青色文字(「初詣」など)をクリックするとウイキペディアの解説やインターネット歳時記「初詣」の例句の詳細をご覧になれます。
「初詣」の俳句は全部で650句ほど掲載されています。
「初詣1」
玉砂利のやすみなき音初詣
(保坂加津夫)
「初詣2」
身長を比べ合うてる初詣
(竹内紫翠)
「初詣3」
株高値賽銭弾む初詣
(黒沢宮雄)
「初詣4」
三世代七人揃ひ初詣
(大橋晄)
「初詣5」
夫逝きてたったひとりの初詣
(辻香秀)
「初詣6」
初詣出雲の国の割子蕎麦
(津田富司)
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