「究極のLOVE(Ultimate LOVE)を実践しよう!」子供たちを「英語嫌い・道徳嫌い」にしないために

     

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小・中学校における英語教育文部科学省HP)や道徳教育の見直しが検討されています。

子供達が健全に成長し、幸せな人生を送ることが出来るように、平和な社会が維持されることを祈りつつ、そのための24のキーワードをLOVEの文字に当てはめ「究極のLOVE」としました。キーワードを一語に集約して、覚えやすくしたのが味噌です。子供たちの英語教育道徳教育の参考になれば幸いです。

          

価値観は時代とともに変化します。礼儀などを教えることは大切ですが子供たちそれぞれの個性と才能を生かす教育、多様性を受け入れる寛容の精神を養う教育が肝心です。SMAPの「世界に一つだけの花」はこの考えをに織り込んでいると思います。

いじめ」を防止する教育は必要ですが、「いじめ」や「登校拒否」を無くするためには「他の人の立場を理解し、多様性を認める寛容性と和(戦前の封建制度的な和でなく現代の平和憲法の民主主義制度における和」)の精神を教育することこそ肝心です。

戦前の全体主義的・国家主義画一教育に逆流させてはなりません。絶対主義画一的教育は「いじめ」の温床になるでしょう。そればかりか、「国のためには戦争をすべきである」というアナクロニズムに陥る恐れがあります。

昔の戦争は素朴な武器の使用で被害も比較的に少なく、武士道の美談も生んだでしょう。だが、戦争は始まればそれを止めることは非常に困難なことは第二次世界大戦が証明しています。武器・技術が進歩し、核兵器のある現代では、局地戦争が核戦争を引き起こし、人類・地球の破滅をもたらすリスクがあります。

道徳教育で大切なことは、児童があくまでも自発的に物事を考え、自分の考えを主張すると同時に他者の考えにも耳を傾けることを学び、自己と他者、自己と社会との関わり合いを考え、自分の能力や個性を自分のためばかりでなく、社会に役立つようにするバランス感覚、合理的な思考能力などを培うことでしょう。

英語は、外国の人々との交流、スポーツや芸術文化の交流、国際的相互理解を深めるための手段です。日本人訛りのある英語でも国際交流をすることは可能です。スポーツや芸術文化を通じて国際的相互理解を深めることは、大学生や社会人になってからでも専門分野の英語を勉強すれば可能です。誰もが専門家のように流ちょうな英語が話せなくてもよいのです。ネイティブでも方言や訛りのある英語をしゃべっています。

小学校の段階では、ネイティブのような英語をしゃべることを指導目的にするのではなく、まず日本語や英語などの言葉に興味を抱くようにすることが先決でしょう。そして、自分の言いたいことを言う勇気と自信を涵養する必要があります。そのためには低学年の英語教育は成績評価の対象にしない方がよいと思います。

英語教育や道徳教育を教科にして、「英語嫌い」や「道徳嫌い」を生む恐れのある一方的成績評価序列評価をすることには反対です

小学校教育においては、評価は子供の自尊心を生かし、やる気を出させるのに効果のある個別評価、教育効果を評価するための範囲に限定すべきでしょう。

     

(「究極のLOVEを実践しよう!」の抄訳英語版はココをクリックしてご覧下さい。)

     

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