冒頭の写真は、書写山の登り口です。
掲句は書写山圓教寺などを紹介するための存問の拙句です。
朝日差す北六甲道小春かな
バスの窓小春日和の姫路城
小春日の慈悲(こころ)の鐘や圓教寺
「カ行」の韻を詠みました。
初紅葉映ゆる鐘楼圓教寺
書写山や小春日の差す大菩薩
書写山や平和を祈る堂小春
書写山の小春日和の大講堂
小春日の一隅照す釈迦如来
和を祈る紅葉明りの釈迦如来
圓教寺写経に祈る小春の日
蜘蛛の巣の掛かり怒るや鬼瓦
最後の写真をタップ拡大して、蜘蛛の巣が掛かった屋根の鬼瓦をご覧下さい。
鬼瓦居並ぶ堂や小春風
食堂(じきどう)の初冬の展示鬼瓦
冬浅き十二神将十二態
初冬(はつふゆ)の不動明王憤怒して
冬浅き弁慶井戸の水鏡
弁慶井戸落葉ひらめく水鏡
書写山より望む小春の播磨灘
ここをクリック(タップ)して、「梅見《世界の梅公園》(写真と俳句)」をご覧下さい。
書写山の小春を愛でつ地酒汲む
ここをタップして、「山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句)」をご覧下さい。
初冬の四阿(あずまや)で食むハムサンド
「初冬」は、「はつふゆ」と読んで下さい。「は」の韻をリズムに詠みました。
木漏れ日の小春の祠大黒堂
円教寺初紅葉愛で二巡り
小春日の木漏れ日浴びつ書写山を
小春日の奥の院までゆるゆると
観音像幾つ拝しや小春径
(薫風士)
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