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昨年の7月8日、朝の天気予報によると梅雨晴れが一日は期待できそうだったので、急に思い立って京都の貴船に吟行に行きました。
7月8日は貴船神社の「水まつり」や「星祭」があり、和服姿の若い女性をよく見かけました。
「川床」は貴船では「かわどこ」と呼ぶそうですが、俳句では「ゆか」と読み、「夏の季語」です。
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梅雨晴間ホームに立ちし旅心
降り立てば貴船の瀬音風涼し
貴船川草履の並ぶ川床座敷
貴船てふ地酒も美味し川床料理
冷やし酒鴉は岩で清水飲み
河鹿なく高き瀬音や箸を置く
本殿へ登り詰めたる老の汗
星祭る貴船の馬像白と黒
向ひ合ふ馬像の由来梅雨の晴
水占や浮かぶ大吉青葉風
梅雨晴の貴船の一日惜しみけり
俳画や写真俳句において、俳句と画像の付き過ぎは良くないとされていますが、
吟行俳句を作る参考になればとの思いから、拙句を詠んだ情景の写真を掲載します。
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