「春雪・春の雪」<雪の俳句を鑑賞しよう>

    

P.S. 2022.3.12

ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、記事を書きました。

青色文字をクリック(タップ)して、血に染むなドニエプルてふ春の川」や春一番この発言はおぞましき」をご覧下さい。

   

・雪遊び技を極めて金メダル

    

上記の俳句は、平野歩夢の快挙(「北京2022」スノーボード金メダル)を称えて、2016に書いた「春雪」の記事に追加しました。

ここをクリック(タップ)して、NHKyoutube平野歩夢 金メダルを決めた決勝3回目」をご覧下さい

    

(写真)2020年大晦日に孫と作った雪ダルマ

20201231

   

2016.3.1には春の雪が降りました

 

「歳時記」の「春の雪」を紹介させて頂きます。  

(青色の文字をクリックすると例句の詳細や解説がご覧になれます。)

   

春の雪(1)」冒頭には

種田山頭火の俳句「春の雪ふる女はまことうつくしい」があり、

春の雪(2)」の冒頭には

「春の雪しきりに降りて止みにけり(白雄)」があり、

春の雪(3)」の冒頭には

久保田万太郎の「泣蟲の杉村春子春の雪」という句があり、

春の雪(4)」の冒頭には

「春の雪青菜をゆでてゐたる間も (細見綾子)」があります。

春の雪(5)」の冒頭句は

良寛のひとりあそびに春の雪 (高島茂)」ですが、

「唇に触れて消えゆく春の雪」(田所洋子・雨月)や「二・二六とふ日のありし春の雪」(水原春郎・馬醉木(あせび))など味わい深い俳句が掲載されています。

  

春の雪(6)」の冒頭には

「逢ふための一歩踏み出す春の雪(清水甚吉)」があり、

春の雪(7)」の冒頭には

一茶の俳句「古郷や餅につき込む春の雪」があります。

    

上記俳句の「二・二六とふ日」は「二・二六という日」の意味で、「二二六事件」のことです。

  

『2.22」 と 『2.26』 は何の日か?虚子と碧梧桐>」や

『旗日』は死語か?『建国記念の日』の俳句を読んで思うこと

をご覧下さい。

    

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