俳句 HAIKU: 俳句の鑑賞 <吾亦紅と総裁選> (enjoy.jp) http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-e881.html や 川柳と俳句(先輩の句集を拝読して思うこと) http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-1e86.html をご覧下さい。 (薫風士)
「団塊世代の我楽多(がらくた)帳」(https:skawa68.com)というブログの 2019/5/29付けで「高浜虚子の昼の星」の記事投稿 しています。つたない記事ですが、もし、ご参考にしていただければ幸いです。
虚子は、「虚子一人銀河と共に西へ行く」という句を作っている。 この俳句は「人の死は通常一人一人に生ずる現象である」ことを踏まえて 大宇宙の視点で自分の死を「虚子一人」と表現したものだろう。 「爛欄と」の俳句においては、太陽は銀河系の恒星の一つであるから、 虚子は「太陽」とか「日」とか、俳句における通常の表現をせず、 「昼の星」と表現して「太陽」と「菌」を対比して詠むことによって 絶え間なき大宇宙の自然の営みを俳句にしたものである、 と解釈するのが妥当だろう。
このブログを書いた後で稲畑汀子さんの「虚子の百句」を読んでわかったが、長野の俳人の一人が「井戸を覗いたら昼の星が水に映っているのが見え、菌が井戸の石の間に生えているのが見えた」と句会で話題にしたようである。虚子はそのことを聞いて「爛々と昼の星見え菌生え」と俳句を作ったようである。 俳句談義(7)参照。
コメント:俳句談義(6):高浜虚子の句「爛々と昼の星見え菌生え」の「星」や「菌」とは何か?
「終戦記念日・墓参・盆」の俳句
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/08/post-07b6.html
(薫風士)
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http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-e881.html
や
川柳と俳句(先輩の句集を拝読して思うこと)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-1e86.html
をご覧下さい。
(薫風士)
「団塊世代の我楽多(がらくた)帳」(https:skawa68.com)というブログの
2019/5/29付けで「高浜虚子の昼の星」の記事投稿
しています。つたない記事ですが、もし、ご参考にしていただければ幸いです。
虚子は、「虚子一人銀河と共に西へ行く」という句を作っている。
この俳句は「人の死は通常一人一人に生ずる現象である」ことを踏まえて
大宇宙の視点で自分の死を「虚子一人」と表現したものだろう。
「爛欄と」の俳句においては、太陽は銀河系の恒星の一つであるから、
虚子は「太陽」とか「日」とか、俳句における通常の表現をせず、
「昼の星」と表現して「太陽」と「菌」を対比して詠むことによって
絶え間なき大宇宙の自然の営みを俳句にしたものである、
と解釈するのが妥当だろう。
このブログを書いた後で稲畑汀子さんの「虚子の百句」を読んでわかったが、長野の俳人の一人が「井戸を覗いたら昼の星が水に映っているのが見え、菌が井戸の石の間に生えているのが見えた」と句会で話題にしたようである。虚子はそのことを聞いて「爛々と昼の星見え菌生え」と俳句を作ったようである。
俳句談義(7)参照。