弁護士の友人が「確定申告はe-Taxで簡単に出来るよ」と言ったので、主人もチャレンジしました。予想に反して3日間の悪戦苦闘・疲労困憊の末ようやくe-Taxの確定申告に成功しました。主人の苦労の原因・問題点を披露します。「e-Tax」で確定申告される方のご参考になれば幸いです。
第一の問題:
市役所で「住基カード」(住民基本台帳カード)の交付申請をした時に、目的を聞かれて「確定申告に使う」と言ったのでその目的に適うものを交付して貰ったと思い込んでいた。
即ち、住基カードに電子証明書のマークが付いていたのでe-Taxで確定申告をするのに必要な「電子証明書」が住基カードに当然付いていると思い込んでいたが、そうでなかった。
(市役所の担当者は「住基カード」と「電子証明書」は区別して話していたのだろうが、住基カードに電子証明書のマークが付いていたので主人は電子証明書が付与されていると思い込んでいた。二人の常識の違いが問題発生の原因だった。)
(e-Taxの申告書作成フォームに申告内容を入力し、送信するために電子証明書のパスワードを入力して次のステップに進もうとすると「エラー」のメッセージが出て行き詰った。いろいろなパスワードを入力してもダメだったので、税務署のe-Taxヘルプ担当に問い合わせたところ、「電子証明書がロックされて使えなくなっているようなので市役所でロックを解除して貰いなさい」とのことだった。しかし、主人の住基カードには「電子証明書」が初めから付いてなかったのです。因みに、パスワードを5回間違えると電子証明書がロックされて使えなくなるので、初期化・再登録が必要になるとのことです。)
第二の問題:
いろいろなパスワード・暗証番号の名称が分かりにくくて混乱した。
(「電子証明書」のパスワード、「e-Tax」のパスワード、「パスワードを忘れたときの再設定のパスワード」、パスワード再設定により設定する「新しい暗証番号」などがあるが、パスワードを入力する枠が表示されたときにどのパスワードを入力すればよいのか分かりにくかった。)
第三の問題:
市役所や税務署の担当者に問い合わせたときに、パスワードとか暗証番号について質問者と回答者の使う用語について共通認識を確認するのが困難だった。
(用語の説明を注意深く読み理解しておくことが大切だが、パスワードの名称とそれを使う場所とを関連付けて分かりやすいものにしてほしいものである。)
上記のように、主人の場合は最初の思い込みによる誤解が苦労の原因だったようです。こんな誤解が無ければ苦労をせずにe-Taxの確定申告が出来たのでしょうね。e-Taxを経験された方のご感想やアドバイスなど伺いたいです。