« 《台風・野分》(改訂版) | メイン | 100 HAIKUs of TAKAHAMA Kyoshi (1~20) »

2017年9月19日 (火)

「野球」の俳句を楽しもう!

       

(2023.11.23 更新)

パレードや銀杏舞ひ散る御堂筋

パ・リーグはオリックス・バッファローがリーグ優勝3連覇を達成しましたが、日本シリーズは阪神が4勝3敗で38年ぶりに優勝しました。

     

917_085503

(写真)

4ch-TV画面の一部分

  

写真はタップ拡大出来ます。

   
阪神が18年ぶりに「アレ」を達成しました。

ここをクリック(タップ)すると、NHK-NEWS-WEBの特集記事をご覧になれます。

「アレ」は、阪神の「セ・リーグ優勝」を指した流行語になりましたが、「Aim Respect Empower」の頭文字の「ARE」です。

阪神タイガースは、岡田監督の野球理念による選手への動機づけと采配が成功して優勝したのでしょう。

野球に限らず、何事も本末転倒にならないよう、枝葉末節に捉われず、根本に立ち返り、基本理念を大切にしたいものです

  

(P.S. 2023.4.1)

山梨へ選抜野球優勝旗 

山梨学院が報徳学院に7対3で勝ち、初優勝をしました。

  

2022年の日本シリーズはオリックス・バファローズがヤクルトの連覇の夢を破り、26年ぶり5度目の優勝を遂げました。

  

お題「大谷翔平」を詠んだ梅沢富美男さんの俳句や春風亭昇吉さんの俳句「白秋の雲穿ぐ右投げ左打ち」の推敲記事「プレバト『金秋戦2022』の俳句を考える」をご覧下さい。

俳句の面白さがわかるでしょう。

     

(P.S. 2022.8.23)

第104回全国高校野球選手権大会は、仙台育英が下関国際に8対1で勝ち、念願の初優勝を果たしました。

仙台育英の優勝は、東北勢としても初めての快挙「真紅の優勝旗の白河の関越え」を果たしたと、話題になっています。

  

夏草や関を越えたる優勝旗

優勝の弁爽やかや甲子園

炎帝や明暗分かつ時の運

    

掲句はブログ記事用の拙句です

  

(P.S. 2022.8.18)

3回目の「春夏連覇」をするか注目された優勝候補トップの大阪桐蔭(大阪)はシーソーゲームの熱戦の末、下関国際(山口)に4対5で逆転負けし、準々決勝で敗退しました。

高校球児達の健闘を称えた拙句が、いささかでも「慰み」や「励み」のお役に立てば幸いです  

(青色文字「俳句」をタップすると、最新の「俳句」の記事をご覧頂けます。) 

   

炎帝や勝も負けるも時の運

炎天下投打競ひて1点差

技冴ゆるトリプルプレー爽やかに

一瞬の未来も知れず霹靂神(はたたがみ)

涙汗持てる力を出し切って

失敗を糧に励むや雲の峰

     

(2017.9.18)  

広島カープ阪神タイガースに勝ちセ・リーグ優勝を達成しました。パ・りーグではソフトバンク・ホークスの優勝が既に決定しています。

両チームがクライマックスシリーズで勝ち抜くかどうか注目されますが、日本一を決める日本シリーズは10月28日から始まるとのことです。

  

9月19日は子規忌(糸瓜忌・獺祭忌)ですが、今年は子規生誕150周年です。正岡子規は野球が大好きだったので野球用語の翻訳などしており、没後100年の平成14年に野球殿堂入りをしています。「まり投げて見たき広場や春の草」という俳句も作っています。

  

「俳誌のサロン」の歳時記「野球」から目についた俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

(青色文字をクリックするとウイキペディアの解説記事や俳句の詳細がご覧になれます。)  

  

少女らの野球する世や子規祀る 

       (中林京子)

  

雪合戦野球選手になりたき子 

      (稲畑廣太郎

   

炎天の塩噴いてゐる野球帽

             (吉田かずや)

  

敬老日少女野球を観てをりぬ 

        (川口襄)

   

プロ野球佳境に入り子規忌かな 

       (涌羅由美)

  

サッカーの子等で占められ野球場 

       (岡田章子)

   

高校野球勝ち歌大暑はらひけり 

      (水原秋櫻子

    

最後に、「天理vs広陵」や「花咲徳栄vs東海大菅生」の準決勝や広陵vs花咲徳栄の決勝戦など、テレビ中継を見ながらチュヌの主人(薫風士)が口ずさんだ即興句を掲載します。  

  

炎天下好打好守のユニフォーム

  

炎天へ白球伸びて大アーチ

   

炎天へガッツポーズのホームラン

  

熱戦や日焼け球児の歯の白き

  

サイレンや並ぶ球児の

  

処暑の空球児讃ふる校歌かな

   

来年を期して奮起す雲の峰

   

トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事が掲示されます。

   

コメント

2024.3.31 更新

俳句の比喩と掛詞《白鳥》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/haiku/

をご覧下さい。 (薫風士)

俳句《暮早し・短日・日短・日の短か》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/11/post-4fc3.html

をご覧下さい。 (薫風士)

俳句《水澄む・秋澄む・秋水》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/10/post-7f03.html

をご覧下さい。 (薫風士)

京都の旅《写真俳句集》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/10/post-2729.html

をご覧下さい。 (薫風士)

プレバト「金秋戦2022」の俳句を考える
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/09/2022-0afd.html

をご覧下さい。 (薫風士)

「終戦記念日・墓参・盆」の俳句
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/08/post-07b6.html

をご覧下さい‼️  (薫風士)

「言葉の力《俳句は癒し》」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/07/post-ea4b.html

「俳句《涼し》死の話」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/07/post-70ee.html
   
をご覧下さい。 (薫風士)

「春」の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html

をご覧下さい。 (薫風士)

大谷翔平MVP受賞おめでとう!
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d00682ffabefd43d698f579db11472e6a959e34
「大谷翔平 “満票”で最高栄誉のMVP獲得 イチローさん以来日本人2人目の快挙で今オフ8冠に」
(TBSニュース速報)をご覧下さい。

<提言>「平和の俳句」月間(「俳句の日」から「子規忌」)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-153d.html

「俳句と川柳の鑑賞 <吾亦紅と総裁選>」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/09/post-e881.html
をご覧下さい。 

(薫風士)

コロナ禍の俳句鑑賞: 「青葉」・「青葉風」・「青葉潮」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/05/post-662c.html
をご覧下さい。

(薫風士)

俳句鑑賞:「初夏」 《コロナ禍に思うこと》
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/05/post-072b.html
をご一読下さい。

(薫風士)

(コロナ禍の不急の五輪開催の是非)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/04/post-44d5.html
をご一読下さい。

(薫風士)

「プレバト夏井先生の添削を添削する」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/purebato.html

「春」の俳句特集:薫風士のブログ「俳句HAIKU」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html

をご覧下さい。「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かるでしょう。

(薫風士)

世間一般に「いじめ」や「虐待」などが問題になっています。
子供たちの健やかな成長と世界平和への思いを込めて書いたブログ
「究極のラブを!」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/01/ultimate-love-fa46.html

「令和」への期待を込めて書いた「新元号祝ひ花見の俳句詠む」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-e976.html
をご一読下さい。
このブログを皆さんとシェアして頂けるとありがたいです。

「吟行の写真俳句集」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/pictureandhaiku.html
をお楽しみ下さい。

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ (草の根運動)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/07/post-06b7.html
をご覧下さい。

木下様
チュヌの便りを拝見させていただきました。
俳句に関する造詣の深さはもとより、政治、文化、芸術、スポーツ等に関する知識・見識の高さには敬服いたしました。
私は野球が好きで高校時代に野球部に属し、今でもOB会に参加し草野球を楽しんでいます。(試合後のに旧友と飲むことが楽しみではありますが・・・) 今年の金足農業の活躍は一服の清涼剤でした。私立高校が幅を利かす近年の高校野球においつ、公立高校それも地元出身が全員とは驚きでした。また、胸をそらし校歌を歌う姿勢がさわやかでした。他校の選手も見習ってもらいたいような気もします。(一方で、大阪桐蔭の選手が、優勝を目指し一年間練習したという精神力も感嘆に値するものであり、評価してあげるべきでしょう)
今後のご活躍をお祈りいたします。

「サイレン」が鳴ると空襲警報で避難したことを思い出します。
「ウイキメディア」によると、
「1941年 - 1945年」の高校野球全国大会は太平洋戦争のため取り止めになっています。
トランプ大統領と北朝鮮の独裁者が挑発し合うのはやめてもらいたいですね。
安倍総理は挑発に加担するのではなく挑発を抑える良識を働かせてほしいものです。
今度の衆議院選挙は国民の良識が問われる選挙になりますね。

コメントを投稿