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2014年6月21日 (土)

「LOVE」を実践しよう! Let's practice "LOVE".

今日はチュヌの主人が日頃から若者に伝えたいと思っていることを披露します。

それは「LOVE」ということです。かって結婚式のスピーチを頼まれて、「幸せな人生のキーワードはLOVEである」して、幸せを呼ぶ8個のキーワードの頭文字をLOVEに振り当て、新郎新婦の幸せを祈るとともに自戒の言葉としたのです。その後「LOVE」に含める言葉を追加してキーワードが16個に増え、全てを覚え実践することが少し難しくなりました。しかし、「Love(愛)は親しみやすい言葉で良い」と主人は気に入っています。何を振り当てると良いか、ゲーム・クイズ感覚で気軽に読んで覚えて下さいね。

 

・「L」はLove(愛する)・Learn(学ぶ)・Liberty(自由・権利)・Legality(合法性)です。

・「O」はOptimism(楽観・楽天主義)・Originality(個性・独創性)・Objective(目標・客観的)・Obligation(義理・義務)です。

・「V」はVitality(活力・元気)・Vision(ビジョン・先見性)・Venture(冒険・思い切ってする)・Value(価値・評価)です。

・「E」はEffort(努力)・Enjoy(楽しむ)・Ethic(倫理・道徳)・Equity(公平・公正)です。

 

・Love(愛)

親子の愛、男女の恋愛、夫婦の愛など人に関する愛のみならず、動物、自然、故郷、住んでいる町や国、平和、自分の仕事など全てが対象です。まず自分を愛し、自分のしていることを愛し、その結果が他者への愛、すべてのものに対する愛につながることが理想です。

 

・Learn(学ぶ)

教師や反面教師として、全てのことから学ぶことが出来ます。身近な両親、兄弟姉妹、友達、先輩・後輩、先生などから直接学ぶことが沢山あります。また、自分自身や他人の失敗や成功の実例から学ぶことも大切です。現代はその気にさえなれば、書物や新聞・テレビ・インターネットなどを通じて地域と時代を超えて様々なことを簡単に学ぶことができる便利な時代です。

 

・Liberty(自由・権利)

基本的人権として思想・言論・信教の自由などが保障されています。しかし、自由の権利を乱用すると、自由を失う恐れがあります。常に権利と義務、個(自分自身)と全体(社会・国)、公平・公正の原則とのバランスを考慮することが肝要です。現在の平和憲法・自由は筆舌に尽くせぬ大戦の多くの犠牲者がもたらしてくれたものとして大切にしたいものです。政治に無関心で選挙に行かない人は選挙権や参政権の行使を放棄して自分自身の幸福追求の権利も放棄していることになるのではないかと危惧します。

 

・Legality(合法性)

自由に考え行動すれば良いのですが、それが法律に適っていることが前提です。法律は人々の生活を守り社会の秩序を維持するためのものですから、日常生活で余り難しく考えることは無いでしょう。しかし、何か特別のことを始める時にはそれが合法的かどうか専門家に聞くなどしてチェックすることも必要でしょう。

 

・Optimism(楽観主義)

「人生は山あり谷あり」、「人間万事塞翁が馬」、「努力をすれば何とかなる」、「人事を尽くして天命を待つ」と楽観的に考えることです。いわゆるプラス思考・ポジティブシンキング(positive thinking)を実践することです。

 

・Originality(個性・独創性)

単なる「猿真似」や「迎合」ではなく、学んだことを人それぞれ出来ること・天性・個性を生かして更に発展させ、独創的に考え・実践することです。現代は多様性の時代です。様々な個性が集まって全体の調和が生まれることが理想です。

 

・Objective(目標・客観的)

将来何をするか自分の目標を定める際に、それを達成することが可能か、楽観的に考えると同時に、冷静に客観的に評価しておくことも大切です。高い目標を掲げることは良いのですが、成果の高望みをしないで、水前寺清子さんの演歌[三百六十五歩のマーチ] の歌詞や日経新聞「こころの玉手箱」の水前寺さんの記事 Suizenji-March.docxをダウンロード )にあるように、一歩ずつstep-by-step前進することです。

 

・Obligation(義理・義務)

「世の中は持ちつ持たれつ」、「Give-and-take」、「お互い様」です。自己の権利を主張するばかりでなく、義務もあることを認識して他者の権利・立場も認め、自他のバランスをとることが大切です。

 

・Vitality(活力・元気)

何事もやる気と元気がなければ達成出来ません。精神的にも肉体的にも健康を維持することが大切です。「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。時には無理が必要なこともあるでしょうが、頑張りすぎないで、自分の出来る範囲でやれば良いでしょう。

 

・Vision(ビジョン・先見性)

25才の時に新聞記者から政治家に転じ、第1回衆院選から連続25回当選して90才を過ぎても衆議院議員を務め「憲政の神様」と言われた尾崎行雄は「人生の本舞台は常に将来に在り」と言っています。自分は何をしてきたか、今何をすべきか、自分の将来の目標は何か、自分の人生のどの時点でも、常に過去・現在・未来という流れの中で自分自身と社会の将来を見据えて考え・行動することが理想です。

 

・Venture(冒険・思い切ってする)

慎重に考えて行動することも大事ですが、難しいと思うことでも時には思い切ってやって見ることも必要でしょう。成功するか否かは自分の才能や努力のみならず運に左右されるものです。最もうまく行く場合と最悪の場合とを考え、腹を据えて思い切って行動すると良い結果が得られるでしょう。

 

・Value(価値・評価)

価値観は人によって異なりますが、自分にとって何が大切か、何をしたいか、それは自分のためだけではなく、親のためや人のために役立つことになるか、と考えながら目標を立て・行動することが大切です。

 

・Effort(努力)

天賦の才に恵まれていても努力をしなければその才能を生かすことは出来ません。ささやかな才能であっても努力することによって、それを伸ばすことが出来ます。大切なことは他者との比較や序列・勝ち負けそのものではなく、それを励みとして自分自身の天分を伸ばす努力をしているかどうかです。

 

・Enjoy(楽しむ)

努力も色々工夫しながらすると、苦労でなく楽しみとなります。楽しみながらすると努力を続けることが出来ます。少しでも努力の成果が出ると楽しくなります。すぐに成果が表れなくても長い目で見れば必ず成果が出て来るものですから、それを楽しみに努力を続けることです。

 

・Ethic(倫理・道徳)

技術が高度に発達し専門化している現代社会においては個人や組織が倫理を大切にして活動することが不可欠です。倫理観が欠如した社会では安心して生活することが出来ません。最近の世相をみると、倫理観の欠如から自滅するだけでなく社会に大きな弊害をもたらしている例が少なくないことは残念なことです。

 

・Equity(公平・公正)

才能や努力の成果を生かすには考え方や行為が公正であることが大切です。どのような場合でも公正かどうかという観点でチェックすることが望まれます。公明正大な振舞いをすることによって明るい気持ちが維持できます。明るい気持ちは必ず幸福を呼び込むでしょう。

 上記のことは、ご存知のことばかりでしょうが、LOVEという一語にそれを集約して覚えやすくしたのが味噌です。 

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2014年6月15日 (日)

ブログによる交流

今年の1月末にブログを始めたが一人でも多くの方に見て頂きたいと思って、まず身近なところからと関心のありそうな従兄にコンタクトした。驚いたことに、箕面在住の従兄は既に数年前から素晴らしいブログを書いている。興味のある方はココ(http://blog.canpan.info/dandan-minoh/)をクリックしてご覧下さい。

多忙な方々に見て頂いて時間の無駄をしたと思われることがあっては申し訳ない。充実したブログを書きたいと思っているが、容易なことではない。分相応に比較的自分の得意な分野にテーマを絞っていかざるを得ないが、良いブログに出会った時にはリンクして紹介させて頂くことにしたい。

愛犬チュヌがダウンして動物病院に行った時に待合室で見かけた方のペットに纏わるブログを拝見したら、楽しいブログだったのでチュヌのブログにリンクさせて頂いたが、再度ここにそれ(「リンとモモの笑顔便り」)をリンクさせて頂く。

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宗教と科学の対立と融合

    

(2025.4.19 更新)

恒久的世界平和を確立する為に、宗教心の在り方について是非とも皆さんに考えて頂きたいと思っています。

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して記事をご覧下さい。

  

What's up? Today 《俳句 365 haiku

   

21世紀の俳句と世界平和

 

終戦記念日・墓参・盆」の俳句

  

梅東風や届け世界にこの思ひ

  

言葉の力・俳句の力《癒し

  

俳句《涼し》死の話

     

P.S. 2022.3.15

ウクライナ紛争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、書いた記事を読んで頂きたく、この P.S.を追加しました。

 

青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい。

    

(2014.6.15)

科学と宗教の関係について何となく興味を持ち、インターネットで検索して見ると、デニス R. アレクサンダーが「Faraday Paper 3 科学と宗教の関係---4つのモデル」(髙木悠鼓訳)で「衝突モデル」「相互不可侵モデル」「融合モデル」「補完モデル」の4つの考え方について比較し、科学的知識と宗教的知識の関係を示すのに最も実り多いのは「補完性」のモデルであると結論している。

しかし、いずれの考え方も科学と宗教の関係を説明しきれていないのは、宗教というものを伝統的な既存の宗教の範囲で論じているからだろう。

 

世界のどこかで宗教の違いに起因する争いが、科学的に進歩した強力な武器を用いて常に起こっているのは誠に嘆かわしいことである。

科学は進歩をしているのに宗教は進歩をしていない。

 

これは、科学においては理論を実験によって証明し、過去の論理が間違いであることを証明することができるが、宗教については哲学的・形而上学的に聖書や経典などの解釈を論ずることが出来るとしても、科学的に検証することが出来ず、信ずるか信じないかの水掛け論に終始するからでないか?

  

宗教をキリスト教やイスラム教、仏教、などの既存の伝統的なもので考えるのではなく、現代の宇宙時代にふさわしい新しい形で宗教をとらえると、科学と宗教を融合することが出来るのではないか?

 

新約聖書には「始めに言葉ありき」とあるが、この「言葉」とは何か?

 

自然現象があってそれを説明するために言葉が作られたのだから、一般的に用いている「言葉」を意味すると解釈するのは間違いだろう。

 

神の子イエス」というが、この「神」とは何か? 

 

「神」とは人知の及ばない存在、即ち、「宇宙の摂理」を意味しているのではないか?

 

アニミズム汎神論ではなく、宇宙の存在・システムそのものを神としてとらえ、科学はそれを物理的に解明することによって神の意思に沿った人類の幸福を追求するものであり、宗教はそれを形而上学的にとらえることによって人類の幸福を追求するものであると考えると良いのではないか?

 

既存の宗教の戒律にとらわれず、自然科学で実証されたものを宗教的な考え方に取り入れると同時に、科学の応用について、何が人類の真の幸福をもたらすかということを倫理的・宗教的に考えるようにすると良いのではないか?

 

浅学非才の凡人としては、進取の気性に富んだ偉大な宗教家、科学者、哲学者などが叡智を集め、既存の宗教を宇宙時代にふさわしい宗教に融合して真に人類の幸福をもたらすものにしてくれないかと祈るばかりである。

 

今日のNHK・BS放送のPBSニュースによるとローマ法王が中東を訪問したとのことである。キリスト教徒・イスラム教徒・ユダヤ教徒の融和の動きが進展すればよいが・・・・

 

「宇宙教」とか「宇宙神教」などの名称はあるのかなと思ってインターネットで検索すると、既にこのような名称の新興宗教らしきものがあるのを知って驚いた。

 

このような新興宗教の実態は知らないが、真に人々に幸せをもたらすものであれば良いのだが・・・・。

  

5月28日のNHKニュース「おはよう日本」を見ていると、久里洋二さん(アニメ作家)の「われわれは宇宙人だ」の制作について放映されていた。

 

現代の科学で解明された宇宙における地球・人間としての立場から世界の宗教指導者が昔の預言者の教えを見直す叡智を発揮して呉れることを切望している。

    

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

2014年3月15日 (土)

確定申告「e-Tax」奮戦記

弁護士の友人が「確定申告はe-Taxで簡単に出来るよ」と言ったので、主人もチャレンジしました。予想に反して3日間の悪戦苦闘・疲労困憊の末ようやくe-Taxの確定申告に成功しました。主人の苦労の原因・問題点を披露します。「e-Tax」で確定申告される方のご参考になれば幸いです。

 

第一の問題:

市役所で「住基カード」(住民基本台帳カード)の交付申請をした時に、目的を聞かれて「確定申告に使う」と言ったのでその目的に適うものを交付して貰ったと思い込んでいた。

即ち、住基カードに電子証明書のマークが付いていたのでe-Taxで確定申告をするのに必要な「電子証明書」が住基カードに当然付いていると思い込んでいたが、そうでなかった。

(市役所の担当者は「住基カード」と「電子証明書」は区別して話していたのだろうが、住基カードに電子証明書のマークが付いていたので主人は電子証明書が付与されていると思い込んでいた。二人の常識の違いが問題発生の原因だった。)

e-Taxの申告書作成フォームに申告内容を入力し、送信するために電子証明書のパスワードを入力して次のステップに進もうとすると「エラー」のメッセージが出て行き詰った。いろいろなパスワードを入力してもダメだったので、税務署のe-Taxヘルプ担当に問い合わせたところ、「電子証明書がロックされて使えなくなっているようなので市役所でロックを解除して貰いなさい」とのことだった。しかし、主人の住基カードには「電子証明書」が初めから付いてなかったのです。因みに、パスワードを5回間違えると電子証明書がロックされて使えなくなるので、初期化・再登録が必要になるとのことです。)

 

第二の問題:

いろいろなパスワード・暗証番号の名称が分かりにくくて混乱した。

(「電子証明書」のパスワード、「e-Tax」のパスワード、「パスワードを忘れたときの再設定のパスワード」、パスワード再設定により設定する「新しい暗証番号」などがあるが、パスワードを入力する枠が表示されたときにどのパスワードを入力すればよいのか分かりにくかった。)

 

第三の問題:

市役所や税務署の担当者に問い合わせたときに、パスワードとか暗証番号について質問者と回答者の使う用語について共通認識を確認するのが困難だった。

(用語の説明を注意深く読み理解しておくことが大切だが、パスワードの名称とそれを使う場所とを関連付けて分かりやすいものにしてほしいものである。)

 

上記のように、主人の場合は最初の思い込みによる誤解が苦労の原因だったようです。こんな誤解が無ければ苦労をせずにe-Taxの確定申告が出来たのでしょうね。e-Taxを経験された方のご感想やアドバイスなど伺いたいです。

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