「春雪・春の雪」《雪の俳句を鑑賞しよう》
(2025.5.21 更新)
冒頭の写真は、5月18日にサンシビック尼崎の大ホ-ルで開催された伝統俳句協会関西支部の俳句大会で頂いた入選句集の一部分です。写真をタップ拡大して入選句をご覧下さい。薫風士の「春の雪」が、応募総数1339句の中で、吉田節子選に入選しています。
ここをクリック(タップ)して、「俳句365 haiku (138) 《初夏5 Kunpūshi》」の「伝統の俳句大会初夏のアマ」をご覧下さい。
二番目の写真は、3月3日 放映のNHK-TV ニュース画面の一部分です。
この写真は、まん歩して2月21日に撮った雪景色です。
雪遊び技を極めて金メダル
上記の俳句は、平野歩夢の快挙(「北京2022」スノーボード金メダル)を称えて、2016年に書いた「春雪」の記事に追加しました。
写真は2020年大晦日に孫と作った雪ダルマです。
2016.3.1には春の雪が降り、この記事を書きました。
「歳時記」の「春の雪」を紹介させて頂きます。
(青色の文字をクリックすると例句の詳細や解説がご覧になれます。)
「春の雪(1)」
冒頭には種田山頭火の俳句「春の雪ふる女はまことうつくしい」があり、
「春の雪(2)」の冒頭には
「春の雪しきりに降りて止みにけり(白雄)」があり、
「春の雪(3)」の冒頭には久保田万太郎の「泣蟲の杉村春子春の雪」という句があり、
「春の雪(4)」の冒頭には
「春の雪青菜をゆでてゐたる間も (細見綾子)」があります。
「春の雪(5)」の冒頭句は
「良寛のひとりあそびに春の雪 (高島茂)」ですが、
「唇に触れて消えゆく春の雪」(田所洋子・雨月)や「二・二六とふ日のありし春の雪」(水原春郎・馬醉木)など味わい深い俳句が掲載されています。
「春の雪(6)」の冒頭には
「逢ふための一歩踏み出す春の雪(清水甚吉)」があり、
「春の雪(7)」の冒頭には
一茶の俳句「古郷や餅につき込む春の雪」があります。
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。
2025.5.21 更新
投稿: 薫風士 | 2025年5月21日 (水) 05時42分