「春雪・春の雪」<雪の俳句を鑑賞しよう>
「雪」の俳句はインターネット歳時記(雪1~雪23)には何と約2900句も掲載されています。 今日(3月1日)は春の雪が降ったので「歳時記」の「春の雪」を見ると約700句の俳句が掲載されています。
(青色の文字をクリックすると俳句の詳細や解説がご覧になれます。)
「春の雪(1)」冒頭には
種田山頭火の俳句「春の雪ふる女はまことうつくしい」があり、
「春の雪(2)」の冒頭には
「春の雪しきりに降りて止みにけり(白雄)」があり、
「春の雪(3)」の冒頭には
「春の雪(4)」の冒頭には
「春の雪青菜をゆでてゐたる間も (細見綾子)」があります。
「春の雪(5)」の冒頭句は
「良寛のひとりあそびに春の雪 (高島茂)」ですが、
「唇に触れて消えゆく春の雪」(田所洋子・雨月)や「二・二六とふ日のありし春の雪」(水原春郎・馬醉木)など味わい深い俳句が掲載されています。
現代俳句協会の「現代俳句コラム」には「良寛の喜びさうな春の雪(石寒太)」と田中不鳴の興味深い句評が掲載されています。
「春の雪(6)」の冒頭には
「逢ふための一歩踏み出す春の雪(清水甚吉)」があり、
「春の雪(7)」の冒頭には
一茶の俳句「古郷や餅につき込む春の雪」があります。
上記俳句の「二・二六とふ日」は「二・二六という日」の意味で、「二二六事件」のことです。
「『2.22」 と 『2.26』 は何の日か? <虚子と碧梧桐>」や
「『旗日』は死語か?『建国記念の日』の俳句を読んで思うこと」
をご覧下さい。