ソチ・オリンピックも終わりましたね。
葛西さん達の長年の努力と活躍に感激して主人は「早春のメダルに笑顔ソチ五輪」という俳句を作りました。
また、真央ちゃんの才能や影の努力に感動して、「真央ちゃんの涙の後の笑顔かな」と川柳を作りました。
僕の散歩道も春めいてきました。今日は主人が詠んでくれた春の俳句を対訳で10句披露します。
残雪を食みて飽かざるサモエド犬
Insatiably devours
bulks of remaining snow,
a Samoyed dog.
春めくや犬と行く丘 町眼下
A walk with a dog on the hill
in the springlike weather,
overlooking the whole town.
木の芽晴れ犬を侍らせ庭手入れ
On a leaf-budding clear day,
I tended my garden plants
with my dog lying beside me.
四温晴れ愛犬庭に大仰臥
A warm clear day after a cold,
my beloved dog lies supine in the garden,
with legs wide spreading.
のどけしや犬の遠吠え鴉の音
Serene weather!
a dog howling in the distance,
while a crow is cawing.
犬舐めし童の破顔春うらら
Having been licked by a dog,
a child grins with joy,
a bright spring day.
初蝶来犬寝そべりて目で追ひぬ
A butterfly coming first in the year
was only chased with eyes
by a sprawling dog.
愛犬の馴染みの土手や犬ふぐり
Tiny flowers of weeds,
looking like scrota of a dog,
on the bank favored by my dog.
サモエドの尻振る闊歩麗らけし
A Samoyed dog leisurely strides,
buoyantly wagging his tail
like the springtime.
長閑けしや仰臥の犬の恍惚と
Balmy!
A dog lies supine,
enchanted with the weather.
チュヌの写真
俳句に興味ある方は投句して下さい。主人が気に入った俳句を掲載させて頂きます。(ご寄稿頂いた俳句が掲載されない場合もあります。予めご了承ください。)
主人は昨日舞子ビラ神戸で開催された母校の大学卒業祝賀パーティに出席しました。世話役なのでパーティであまり食べることが出来ないだろうと、「有栖川」で明石海峡大橋の眺めを楽しみながら寿司で腹ごしらえをしてから会場に行きました。卒業生の85%ほどが出席し、会場は振り袖姿の喜びに満ちた女子で溢れました。在学生のフラメンコなども若さに満ちたきびきびした華やかさで、主人は娘の華やかな卒業当時のことや自分の質素な卒業当時のことを思い出し、感慨一入で、卒業生の活躍と幸せを祈ること切なるものがあったようです。