俳句《夏の雨》
パリ五輪開会セ-ヌ夏の雨
熱唱の愛の讃歌や夏の雨
(薫風士)
ここをクリック(タップ)して、歳時記(俳誌のサロン)の「夏の雨」の例句をご覧下さい。
パリ五輪開会セ-ヌ夏の雨
(薫風士)
ここをクリック(タップ)して、歳時記(俳誌のサロン)の「夏の雨」の例句をご覧下さい。
浜木綿や鉢の穴越し根付き咲く
(薫風士)
タイトルと掲句は、庭の片づけをするために縁先の浜木綿の鉢を動かそうとしても簡単に動かず、根付いていることに気付いて即興に詠んだ「まんぽ俳句」です。
この写真のハマユウのように深く静かに潜行して、逞しく余生を生き抜きたいと思っていますが、潜水艦が潜航して活躍しなければならない戦争は起こさないように世界の人々が「俳句HAIKU」をシェアして、薫風士の世界平和への思いを支援してくれることを切望しています。
今日は大阪天満宮の天神祭です。
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冒頭の写真は、カラ-図説日本大歳時記「虹」の解説頁です。
例句の詳細はこの写真や青色文字をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
歳時記(俳誌のサロン)から「虹」の例句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きますが、「夏祭り最後を飾る揚げ花火 《俳句XXX》」や「渡月橋etc.の俳句 (橋梁通信掲載に因んで)」をご覧頂けると幸です。
(虹1)
虹立てば虹に祈りぬ震災地
(山田弘子)
(虹2)
虹仰ぐ卒寿の叔母の健やかに
(伊東省子)
(虹3)
虹立ちて見知らぬ人に声かける
(秋千晴)
(虹4)
夕虹の大きく町を跨ぎけり
(長谷川通子)
(虹5)
運転のバックミラーにとらふ虹
(稲畑汀子)
(虹6)
明日登る山へかかりし朝の虹
(鈴木良戈)
(虹7)
円虹を見にコックまで外に出で来
(千原叡子)
(虹8)
虹立つやある日遺品となる句帳
(井上菜摘子)
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恋烏脅せば逃げて又合流
諦めぬ烏の恋の媚びる声
(薫風士)
掲句はまんぽ俳句です。
下記最後の写真をタップ拡大すると、左上隅に鴉が向き合って止まっているのが見えます。
「恋烏」や「烏の恋」は季語ではありませんが、「まんぽ俳句」を口遊み、一人で楽しむ分には季語として歳時記にあるか否かは不問にしてエンジョイし、投句する際に俳句結社や選者の方針・嗜好などを考慮して推敲すれば良いと思っています。
一般論として、辞書に無くても通用する言葉があるように、「歳時記に無い言葉でも、季節感の表現があれば良い」と言えるのではないでしょうか?
「初烏」や「寒烏」は正月や寒の季語として馴染があります。
「俳句・HAIKU by L. P. Lovee (5) 《初烏・New year’s crow》」や
「寒・寒晴《寒中見舞》」をご覧下さい。
「恋烏」が季語としてあるか否か、興味が湧きWEB検索などして調べたところ、「B'z.恋鴉」という歌がありましたが、俳句の季語としての「恋鴉」は見当たりませんでした。
「烏」は春も夏も人並みに恋をするので季語として認められないのでしょうが、「烏の子」や「子烏」は初夏の季語として歳時記(俳誌のサロン)に例句があります。
ちなみに、「猫の恋」や「子猫」は共に春の季語です。
ここをクリック(タップ)して、「猫の日の俳句鑑賞《猫・恋猫・恋の猫》」をご覧下さい。
「子猫」の例句は、ここをクリックして、「歳時記」(俳誌のサロン)をご覧下さい。
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(2024.7.23 更新)
タイトルは「まんぽ俳句」の拙句です。
蝶の擬態について、「秋蝶・秋の蝶 (写真と俳句)」を書きましたが、夏の蝶にも当てはまります。
我が庭の一期一会や夏の蝶
(薫風士)
冒頭の写真の朝日差す梅木の葉や2番目の写真右下隅や3番目の写真下部中程に夏の蝶(蛾か?)が見えます。
写真をタップ拡大すると、蝶が見えます(最初の写真は画面右端中程を、二つ目の写真は右下を、ご覧下さい)。
夏蝶の逢引きしたる我が狭庭
(薫風士)
飛び立った蝶は、番になって飛び去りました‼️
「番」は「つがい」と読んで下さい。
最後の写真をタップ拡大してご覧になると、小さな梅木の右下から二つ目の枝の先端に蝶が見えるでしょう‼️
(手作りの庭を改修中で、煉瓦や石が散乱しています。)
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7月3日に丹波篠山市のユニトピアを俳句仲間と吟行しました。
吟行の写真を記事の最後に掲載しますので、梅雨明けのシーズンに備えて、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行や吟行句の推敲をして頂けると幸いです。
青色文字をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)の例句や俳句HAIKUのリンク記事をご覧になれます。
紫陽花に迎へられたるユニトピア
梅雨の園受付嬢の優しくて
せせらぎの桂並木や陰涼し
五月晴の軽トラ行き来ユニトピア
梅雨茸や気根珍し落羽松
猪の木彫りの迎ふ夏館
玄関の天井の隅に鍬形も
夏燕レイクプラザの空を二羽
玄関は頭足に注意燕の巣
小さき橋蛇の如くに夏の池
(薫風士)
掲句はユニトピア紹介のまんぽ俳句です。
幹事さんが晴れ女で参加者の心がけの良いおかげか、前日まで降っていた雨は上がりましたが、真夏日の暑さになりました。
梅雨時の平日なので、シーズンに備えてキャンプ場やプールなど整備工事中でしたが、団体客以外の来場者は殆ど無く、Lake Plazaでの昼食や句会もゆっくり出来て、満足でした。
レイクプラザから駐車場までシャトルバスで送ってくれたので帰路の疲れはなく、吟行をエンジョイしました。
ユニトピアは、高齢者は入場無料だったので、夏休みに孫を連れて釣りやパタ-ゴルフなど(有料)をしたいと思っています。
ユニトピアは、2022年の「山の日」に孫を連れて訪ねたことがあり、俳句HAIKUの記事にしています。
「『山の日』を満喫しけりユニトピア (吟行写真集)」をご覧下さい。
冒頭の写真は、ユニトピアのパンフレットです。
6月に開催された柏陵同窓会で同席の方と「俳句HAIKU」のことや「茶寿」のことなどを話題に雑談したところ、大阪市在住の小田氏が芭蕉句碑などの写真を十数年前にまとめた資料の一部を先日送ってくれましたが、偶然その日に、丹波市在住の足立頼昌氏がご自身の句集2号「良夜」を送ってくれました。
この写真は日本伝統俳句協会7月のカレンダー(上部分)です。
7月旧暦の呼称「文月」に因んで、次のとおり写真で紹介させて頂きます。
写真や青色の文字をタップして記事をご覧頂けると幸いです。
(句集2号「良夜」)
最初の写真は句集「良夜」の表紙と「丹波新聞社会長の紹介序文」(P3)です。
(短冊の頁 P11,14&15)
足立氏は書家でもあり、高源寺などに自句の扁額を奉納されています。
「春」の挿絵と除夜の俳句(P24)
挿絵は丹波市在住の植村八郎氏です。
植村八郎氏の紹介記事(丹波新聞2012.7.30)「故郷の50山『句画集』に 青垣の植村八郎さん」をご覧下さい。
子・孫から句集発刊に寄せて
写真は、冬の俳句の最後(P100)と「子・孫から句集発刊に寄せて」の最初の部分です。
この写真は、「子・孫から句集発刊に寄せて」の美恵子さん(妻)の締めの俳句「年新た夫妻の齢百七十」のページです。
「あとがき」(P110~111)
足立頼昌氏は丹波市俳句協会の設立に尽力した方(初代会長)です。
現役時代から俳句に親しみ、退職時には芭蕉の「奥の細道」を辿って10日間の旅をされるなど、俳句に対して並々ならぬ情熱を注がれた理想的な俳句生活の凝縮が、句集2号(良夜)の上梓となったことは、真にお目出度く、祝杯の冷やし酒を酌みながらこの紹介記事を書かせて頂きました。
因みに、「芭蕉の足跡・東北《紅葉の名所巡り》」や「仲秋の名月」、「俳句《名月・姫路城》」、「本との出会い(1)」、「本との出会い(2)」など俳句HAIKU の記事をご覧頂けると、幸いです。
「芭蕉句碑・文学碑紀行集」
日本の各地を巡って約5百基の句碑などを記録した写真と紀行文なので小田氏の手元のままに埋もれてしまうのは惜しい気がしますが、ご本人は出版するお考えは無いようです。
それはともかくとして、同窓会で単に思い出話ばかりでなく、前向きに生きている方々と未来を語り、青春の心を維持して、まんぽ俳句を楽しみ、健康長寿を目指したいと思っています。
最後に、現役時代から俳句を夫妻でエンジョイしていた方の句集の紹介記事「句集《行雲》」をご覧下さい。
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(P.S.2024.7.27)
ここをクリック(タップ)して、パリ五輪開会式の記事「俳句《夏の雨》」をご覧下さい。
パリ五輪目指す決勝五月雨に
梅雨最中五輪代表選考会
(薫風士)
冒頭の俳句は、ブログ用の拙句です。写真は男子100m決勝スタートのNHK-TV 画面です。
坂井隆一郎(大阪ガス所属)が優勝しました。
最後の写真は、女子走り幅跳びの記録と優勝した秦澄美鈴(住友電工所属)のインタビューNHK-TV 画面です。
「五月晴」(さつきばれ)や「五月雨」(さみだれ)は旧暦5月のことですから「梅雨」(新暦6~7月頃)の晴や雨の意味になります。
「俳句HAIKU」に於いてこれまでに書いた「五月晴」や「五月雨」に関連する梅雨の記事をご覧下さい。
(青色文字のタイトルをタップしてご覧下さい。)
《五月晴・梅雨晴間》
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岸田内閣や自民党の支持率の低下は、自らの過去の実績を反映していることを自覚しない長老がいつまでもキングメーカーとして政治を動かそうとしているからではないでしょうか?
支持率の低下は、老害とも言うべき長老が国民の声に耳を傾ける現総理大臣の足を引っ張っているからではないでしょうか?
そのような足かせが無くなり、国民が納得する思い切った若返り組閣人事を岸田総理が実施して、自民党の刷新をすれば、支持率や選挙で与党が野党に負けることは無いでしょう。
そうは言っても、功を焦る短絡的・せっかちな人材は要注意です。
「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして一体何をしようとしているのでしょうか?
かっての自民党安倍派支持者や親派の評論家や学者には、このような根本的な問題点に触れないで、あれこれと大衆受けするレッテル張りの巧みな方もいますが、まさか、意趣返しをしようとしているのではないでしょうね?!
(写真)
NHK-TVニュース画面の一部分です。
6月29日のNHK-TV ニュースによると、岸田文雄首相は総理就任1000日になります。
今も気力は充実している様子なので、起死回生の若返り組閣をして、初心を忘れず、公約を遂行してもらいたいものです。
青色文字をクリック(タップ)して、「《大晦日・大年》(岸田内閣に望む)」や「夏祭り最後を飾る揚げ花火 《俳句XXX》」をご覧下さい。
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政界を若返らせよ青嵐
老害となる長老が速やかに引退して足かせが無くなり、岸田総理が国民の納得できる思い切った若返り組閣人事をして自民党の刷新をすれば、与党が世論調査や選句で野党に負けることは無いでしょうに、「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして何をしようとしているのでしょうか?
森深く抜けてゆく道青嵐
(稲畑汀子) 歳時記(俳誌のサロン)「青嵐」の例句は、ここをクリック(タップ)してご覧になれます。
写真はカラー図説日本大歳時記の「青嵐」のページ(一部分)です。
写真をタップ拡大して、解説と例句をご覧下さい。
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冒頭と最後の写真はNHK-TVニュースの画面(一部分)です。
天平の甍洗ひて走り梅雨
(南部翠村)
「天平の甍」といえば、鑑真と留学僧をとりあげた井上靖の小説があります。
走り梅雨上がるや鴉羽を干す
(薫風士)
走り梅雨があがると、鉄塔 に留まっていた烏が早速羽を広げて乾かす仕草を始めました。
ここをクリック(タップ)して、「俳句(梅雨・梅雨入り・梅雨明け)」をご覧下さい。
歳時記(俳誌のサロン)から「走り梅雨」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。
(走り梅雨1)
一識るに十聞いてゐる走り梅雨
(渡辺俊子)
(走り梅雨2)
走り梅雨老父に具のなき茶碗蒸し
(高橋泰子)
この句は歯を治療中の胃の無い薫風士には全面的に共感できる俳句です。
(走り梅雨3)
走り梅雨医師の所見に身構へる
(笠井敦子)
(走り梅雨4)
走り梅雨読まねばならぬ書の多く
(鈴木直充)
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(2024.6.27 更新)
冒頭の写真は、万博のパソコン画面(万博の検索結果)とパンフレット(会社のOB会で貰ったもの)の一部分です。
大阪・関西万博(EXPO2025)のホームページはここをクリック(タップ)してご覧下さい。
写真と拙句は、万博の前売り入場券を求めて訪ねた淀屋橋の夏至の風景ですが、「入場券」は「入場権」と表現すべきだと思ってパンフレットをよく見ると、「入場チケット」と書いてありました。
その理由は、万博の入場チケットは従来の紙を使用した入場券とは異なり、スマホと連携したペイパーレスのIDを利用する方式だからでしょうか?
9月頃から入場予約の受付が始まるとの事ですが、この写真をタップ拡大してご覧になるとお判りのように、スマホやWEBの操作に慣れていない高齢者は、マイナ保険証どころではなく、若者の支援が無ければ万博入場はお手上げになりそうです。
万博に備へクレーン夏至のビル
万博の入場権を夏至に得し
大阪・関西万博開催までのカウントダウンが300日を切りましたが、未だに開催反対や中止を求める声があるようです。
巨額のコストを掛けて作った施設を半年で壊すのは、「もったいない」と思いませんか?
万博運営の関係者に薫風士の掲句の記事や下記の思いを検討して、然るべき対策を講じて頂けると、望外の喜びです。
万博会場工事風景の写真はNHK-TV(6月25日のニュース)の一画面です。
未来志向に発想の転換をして、建設工事やイベントの充実を図り、観光客の集中を緩和すると同時に建設コストの回収を図るために、例えば、万博の開催期間を1年間に延長するなど、余裕を持たせる対策が必要ではないか?
国際条約に、万博の開催期間は「半年に限定しなければならない」という規定は無いでしょう!
JR福知山線の脱線事故やJALと自衛隊機の衝突事故、宝塚歌劇団員の自殺など、効率優先の過密運営が人災を引き起こした反省を如何に活かすか?
万博の入場者が人気パビリオンやイベントなど、入場待ちで貴重な時間を潰されて見学を断念せざるを得ない過密状態を防ぐには、スマホ連携のID予約がうまく機能するのかどうか?
地震や台風などの災害に対する対策は大丈夫か?
ス-パ-コンピュ-タで万博のコスパの最適値を多角的・多面的にシミュレーション出来ないか?
空飛ぶ車に乗ることを楽しみにしていた人々は、無観客の無人機の単なるデモ飛行では万博を見に行く魅力が無くならないか?
6月27日のNHK-TVニュースによると、10月頃から一般入場者向けに紙の入場券も発売することを検討されているようです。
上記の薫風士の願いが通じたのかどうかは知りませんが、いずれにせよ選択肢があることは結構なことです。
万博の令和の夢や明易し
(薫風士)
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タイトルは、ブログ用の拙句です。
ここの青色文字をクリック(タップ)すると、近江神宮HPの記事「時の記念日(6月10日)の由来」をご覧頂けます。
アナベルを時の記念に挿し木して
(薫風士)
冒頭の写真は、句友に貰ったアナベルの挿木と柏葉紫陽花(?)の苗木(「まんぽ道」で貰って挿木した花の種から小さな鉢に生えた柏葉紫陽花なのか?)ですが、その紫陽花の成長ぶりを世相とともにフォローしたいと思っています。
昨年句友から頂いた黒竹の筍は黒竹の色に成長し、竹の秋の風情になり、今年生えた2本の筍は高さが一人前に成長しています。
季語として扱いにくい「時の記念日」(7音)は、「時の日」と4音に簡略化して俳句に用いられています。
ここをクリック(タップ)して、歳時記の「時の日」の例句をご覧下さい。
ちなみに、「勤労感謝の日」は9音なので作句が容易ではありませんが、アイスクリーム(7音)は、俳句では「氷菓」(ひょうか・ひか)と表現されるのが一般的です。
「バレンタイン」や「スカイツリー」などの6音字の作句にチャレンジしました。ここをクリック(タップ)して、「麗かやスカイツリーを撮り漫歩」をご覧頂けると幸いです。
掲句は、季語と観光スポット紹介のブログ用まんぽ俳句です。
写真を掲載しますので、擬似吟行をして頂けると幸いですが、二十四節気の「芒種」の日(6月5日)に宝塚市立手塚治虫記念館を見学して、吟行をしました。
五月晴手塚治虫に会ひに行く
火の鳥へ芒種の漫歩句を口に
口ずさむ一人連句の芒種かな
芒種とて治虫の世界少し触れ
火の鳥の世界に浸る芒種かな
父の日は孫と訪ねむ記念館
DNA遺伝隔世芒種かな
記念館のトップ虹色五月晴
五月晴ミラーボールに立つチンク
進化するチンクの世界芒種かな
断捨離の心を知るや芒種の日
薄暑行く鉄腕アトム記念館
薄暑下のアニメ工房アトム描く
面白きアトムの世界芒種かな
ここをクリック(タップ)して、朝日新聞の記事「対話型AI『アトムの世界、夢でない』経団連会長、ルール作り促す」をご覧下さい。
火の鳥の原画なずるや芒種の日
(この俳句の「なずる」は「愛でる」の比喩的表現で、空想句です。作品には手を触れていませんので、誤解しないで下さいね。)
面白き俳句の世界芒種かな
ここをクリック(タップ)して、「芭蕉や虚子の面白い俳句をまとめました」をご覧下さい。
氷菓食ぶ古りし歳時記開きつつ
「氷菓」は「ひょうか」と読みますが、アイスクリームなどの意味なので「食む」と言わず、「食ぶ」と表現する方が響きが相応しくてよいと思います。
薫風士は、歯の治療中なので柔らかいチ-ズケ-キを食べましたが、その美味しさに大満足でした。
アナベルを挿し木にしたる我が狭庭
アナベルとふ紫陽花くれし句友かな
(薫風士)
宝塚の「花のみち」で見かけた白い紫陽花を吾庭に欲しいと思って話題にしたところ、句友が挿し木にすると良いと言って、後日くれました。
「とふ」は、「てふ」と同様に、「という」意味を表す古語です。
冒頭の写真は、日本伝統俳句協会6月のカレンダー(一部分)と手塚治虫記念館の入場券やパンフレット、記念館周辺の風景です。
最後の写真はNHK-TV南さんの天気予報の解説画面です。
写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂ければ幸いです。
6月1日は市民デ-で、子供連れは烏城見物が無料だったのか(?)、幼子をよく見かけました。 幼連れ初夏の岡山後楽園 (薫風士)
岡山城は黒い色をしているので、「烏城」(うじょう)と呼ばれます。
城好きか薄暑の烏城稚児抱き
錦鯉幼の餌に群れ寄り來
八橋を渡る水面に初夏の空
水黽や空渡るかに後楽園
八橋を渡る水面や目高群る
ちなみに、「八つ橋」は「銘菓」の一つですが、橋の形状の場合は、「八橋」と書くようです。
二つ三つ小さき祠や木下闇
缶ビール飲む我を撮る異国人
缶ビールを飲みながら休んでいると、先程まで傍に居たドイツ人らしき外国人がスマホで動画を撮っている風景に入っているように見えました。
「祠」(ほこら)は木陰の薄暗がりにありましたが、スマホで撮った写真は自動的に明るい画面に修正されるので「木下闇(こしたやみ)」という夏の季語の実感が出ていません。
「小さき」は「ちさき」と短く「5・7・5」のリズムで読んで下さい。
水面に映っている松の近辺に水黽(アメンボ・夏の季語)が見えます。
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(薫風士) (若森京子) (松山律子) (吉田明子) (静寿美子) (江島照美)
転びてもおんぶのままに飛蝗跳ぶ
密着し飛蝗の番跳び回る
オンブバッタは、どうしてメスがオスをおんぶしているの?
「番」は「つがい」と読み、最後に掲載した写真をご覧ん下さい。上記の青色文字をクリックすると、NHK「読むらじる」の解説をご覧になれます。
歳時記(俳誌のサロン)の「ばった(飛蝗 バッタ 螇蚸)」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は、青色文字をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
おんぶばったよ荷はかるがると比良山系
飛蝗とぶ北緯三十八度線
牛の背におんぶ螇蚸の身じろがず
介助犬じつと待ちゐる背に飛蝗
はたはたの上にはたはたただ狂へ
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タイトルはブログ用の拙句「まんぽ俳句」です。
がんこ曾根崎本店で開催された同期の飲み会に参加するために、入社当時以来の数十年ぶりに、思い出にひたりながらお初天神界隈を漫歩しました。
次回の参加に仲間も道に迷わず、よい思い出になるように、写真を順次掲載し、追って「まんぽ俳句」を掲載します。
参加者の写真を見ると、がんこに於ける同期飲み会の満足度が分かりますが、プライバシー保護の観点から、「まん歩ネット俳句会」の世話人の写真を代表させて頂きます。
思ひ出の八幸見上ぐ初夏の空
仄聞によると、がんこの創業は昭和38年とのことですが、まん歩ネット俳句会の世話人(薫風士)はそれ以前に八幸で歓送会をして頂き、ニューヨ-ク駐在員として派遣されて日本に居ませんでした。
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薄暑中手塚治虫の記念館
犬と猫仲良く眠る薄暑かな
犬眠り猫踞る(うずくまる)薄暑かな
愛犬の腹見せ眠る薄暑かな
老二人買い物バッグ曳く薄暑
老老のコロコロ曳くや街薄暑
薄暑行く老々介護押し車
(薫風士)
写真のように、犬のケ-ジに猫も入って仲良く昼寝をしています。
カラー図説 日本大歳時記の写真をタップ拡大して、「薄暑」の例句や解説をご覧下さい。
気の向くままに、歳時記(俳誌のサロン)から「薄暑」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップして、ご覧下さい。
(薄暑1)
庭木いま混沌として夕薄暑
(横田元子)
(薄暑2)
ワッフルの匂ふ神戸の薄暑かな
(村尾松籟)
(薄暑3)
この街のたそがれながき薄暑かな
(久保田万太郎)
(薄暑4)
煎餅を燒いてゐる香の薄暑かな
(瀧春一)
(薄暑5)
皆が見る私の和服パリ薄暑
(星野立子)
(薄暑6)
犬伏して眼のみ動かす薄暑かな
(丁野弘)
(薄暑7)
踏切音止みてすぐ鳴る夕薄暑
(北川英子)
(薄暑8)
案内図にたどる街筋薄暑光
(篠原幸子)
(薄暑9)
晩鐘の余韻にこもる薄暑かな
(岡野里子)
(薄暑10)
元町のパン焼く匂ひ夕薄暑
(今村千年)
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