2021年4月14日 (水)

コロナ禍の聖火周回花は葉に

    

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(写真)NHK-TV画面の一部分  

  

   

タイトルは薫風士のコロナ俳句ですが、一般的な俳句としては「コロナ禍の聖火リレーや花は葉に」とする方がリズムも形式も整って良いと思います。

医療非常事態宣言下の大阪府は4月13,14日に万博記念公園内で無観客のオリンピック聖火リレーを実施しました。

東京オリンピック開催予定日まで100日となりましたが、コロナ感染対策は大丈夫なのでしょうか

    

・花は葉に旅の期待は秘めしまま (稲畑汀子)

 

・会ふことのかなはざる日々花は葉に (西山春文)

   

歳時記(俳誌のサロン)から抜粋させて頂いた掲句2句はコロナ禍を詠んだ俳句ではありませんが、多くの方々の現在の心情に当てはまるのではないでしょうか?

  

・行き交ふは犬連れ子連れ花は葉に (薫風士)

  

・コロナ避け近場のゴルフ花は葉に (薫風士)

  

薫風士の掲句はコロナフレイル防止コロナ鬱発散の散歩やゴルフで口ずさんだ「まんぽ俳句」ですが、その情景の写真を掲載しました。

ご笑覧下さい。

   

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2021年4月10日 (土)

庭隅に椿一輪虚子偲ぶ

   

4月8日は釈迦の生誕を祝う「花祭り」の日ですが、高浜虚子の命日「虚子忌」です。虚子は椿を愛し、法名は「虚子庵高吟椿寿居士」なので「虚子忌」は「椿寿忌」とも言われます。

また、NHKの番組「あさイチ」でお馴染みの博多華丸さんの誕生日も4月8日だそうです。

コロナ禍のイベント開催の自粛要請で花祭りや誕生祝い等の行事の中止を余儀なくされている方が多いのではないでしょうか?

タイトルは「椿寿忌」に因んで詠んだ拙句「まんぽ俳句」ですが、青色の文字をタップして関連の記事をご笑覧頂ければ幸いです。

  

ところで、赤色の椿の花言葉は「謙虚な美徳」・「控えめな素晴らしさ」だそうです。

  

大阪府は4月8日から「医療非常事態宣言」を適用することにしましたが、政府は東京・京都・沖縄の3都府県に4月12日から「まん延防止等重点措置」を適用することを決めました

昨年の4月7日には7都府県に「緊急事態宣言」が出されていましたが、今年も大阪並の感染拡大が続くと「緊急事態宣言」を再実施せざるを得なくなるでしょう

コロナ対策の名称は異なっても、高齢者にとっては「家居」で自衛せざるを得ないということに特に変わりはありません

    

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2021年3月31日 (水)

プレバト「春の俳句タイトル戦」について

  

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プレバト春の俳句タイトル戦(お題:「じゃんけん」)で横尾渉(Kis-My-Ft2)さんが「浜風光るスクイズの土埃」と季語「風光る」を巧みに使ったユニークな発想の俳句で1位を獲得しました。

夏井先生の裁定は「添削なし」ですが、原句は散文の断片のような俳句なので、5・7・5の定型を重んじる伝統俳句の観点からすると、

スクイズや浜風光る土埃

と表現したいところです。

この俳句とは無関係でしょうが、横尾さん等の俳句が「21年度中学国語の教科書副教材(明治図書出版、一般購入不可)に掲載される」とのことです。

どのような俳句が、どのような解説で掲載されるか知りませんが、「俳句とは何か、生徒が誤解をしないように、俳句の歴史と現状を正しく教える内容であってほしい」と思うのは薫風士だけではないでしょう。

この記事は「文芸批評」であり、「添削」ではありません。

タイトルだけを読んで批判した方なのか、薫風士に謂れのない悪態を吐き、「他人の俳句を無断で添削するものではない」と、「俳句HAIKU」の記事「プレバト 夏井先生の添削を添削する」について、削除を要求されましたが、そのような不当な要求に応ずる気はありません。

夏井先生と同じように、薫風士は「初心者に俳句の面白さを知ってほしい」との思いでこのささやかな俳句ブログ「俳句HAIKU」を書いているからです。このような不当な要求をされた方が「いつき組」の方なら、コロナ禍の鬱積を発散するのに悪態を吐きたくなるのは分からないではありませんが、やみくもに悪態を吐くのはお勧めできません。どうぞ組長の夏井先生によろしくお伝え下さい。

薫風士の俳句ブログに俳句愛好家のご理解とご支援を頂ければ嬉しいですが、コメントなどもご投稿頂けると有難いです。

詳細は、ここをクリックして、「お手本のリズム音痴や熱帯夜」のコメント欄を、スマホでご覧の場合は、その開いた記事の最後の小さな文字の「コメント(13)」をタップして、ご覧下さい。)

  

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「新緑・新樹」の俳句を楽しもう! (2017の記事再掲載)

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・新緑や一日(ひとひ)まんぽを愛犬と

  

夏に入る庭の手作り楽しみつ

   

・手作りの庭の造形松の芯

   

・万物の命は奇跡薬の日

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掲句や写真はチュヌの主人(薫風士)の即興句やスナップです。俳句人口が増えることを願って、俳句は身近なことや自分の思いなどを詠んで気軽に作るとよい」ということを知ってほしい、との思いから敢えて拙句を冒頭に掲載しました。

  

青色の文字(季語・作者名)をクリックすると、その俳句の詳細や作者の解説などをご覧になれます。

  

「まんぽ」は「掛詞」です。「万歩」と「漫歩」を掛けています。

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55日は「こどもの日」ですが、今年は「立夏」に当たります。また「薬の日」でもあります。

鯉幟を上げましたが、孫は幼児用ゲームに夢中で鯉幟には興味を示していません。チュヌの主人は菖蒲湯にゆっくり浸り、疲れを癒しながら俳句のことなどに思いを巡らせました。

52021日は三田グリーネットのオープンガーデンが開催されます。(注)2017年の旧聞です。今年はコロナ禍で開催されないのでしょうか?

チュヌの主人は健康管理のためにも手作りの庭の整備をしていますが、オープンガーデンまでには「日本列島」を仕上げたいと思って、楽しみながら作業をしています。

       

季語「新緑」について、カラー図説日本大歳時記(飯田龍太)には次の解説があります。

初夏の目覚めるような若葉のみどりをいう。やや時過ぎてとっぷりと夏に入ると深緑。よく用いられる万緑は、新も含めて満目ことごとくみどりの意。新緑は、文字の眺めから、また、語感の上からも、さわやかな景を連想させる言葉である。(以下省略)     

    

新緑や新樹を詠んだ俳句をインターネット歳時記から気の向くままに引用してコメントさせて頂きます。     

    

新緑1

・新緑の丘越え白き道一筋  桂信子

北海道の風景やトルコ旅行などの風景を思い出します。

 

新緑2

・新緑のうへ滑りゆくモノレール (米倉よしお)

王子動物園のモノレールからみた桜の風景を思い出しました。

 

新緑3

・新緑の山に鉄塔古びたり (野海衣子)

インフラの整備・維持も今後の重要な課題ですね。 

   

新緑4

・新緑や選びて歩く土の道 (卓田謙一)

花と緑の我が街には「弥生のこみち」など、愛犬の散歩道に恵まれています。  

 

新緑5

・たつぷりと老い新緑の中にをり (竹下昌子)

自然に親しみ健康を維持して高齢化社会を乗り切りたいものです。 

    

新緑6

・新緑の中新緑の深大寺 (塩田杉郎)

また寺めぐりをしたいものです。

     

季語「新樹」について、山本健吉はカラー図説日本大歳時記に次のとおり解説しています。

初夏のみずみずしい緑の木立を言う。新鮮な語感を持っている。ただし題目としては古く、(・・中略・・)好んで詠まれるようになったのは大正期以降である。音感もよい「新樹の語に、あたかも新題目であるかのような、未開拓の新鮮さを感じたのである。「空暗くなり来新樹に風騒ぎ」虚子、「夜の雲に噴煙うつる新樹かな」秋櫻子、「滝浴びのまとふものなし夜の新樹」誓子、「新樹どち(つつ)まんとし溢れんとす」草田男など。 

     

新樹1

・雨上り新樹の雨滴光る朝 稲畑汀子

ホテルの庭か稲畑邸の庭でしょうか? 誰もが体験された光景でしょう。我が手作りのささやかなエコガーデンでも同様に楽しんでいる景色です。

     

新樹2

・新樹光牛乳うまきカフェテラス (中島徳子)

家族や俳句仲間と初夏を楽しみたいものです。 

  

新樹3

・街灯に輝いてゐる新樹かな (越智秀子)

安全な街を維持したいものです。 

  

新樹4

新樹光ジーンズの脚よく伸びて (今村恵子)

戦争を知らぬ飽食時代の若者は身長が伸びています。 

  

新樹5

・新樹林ここにかしこに水の音  藤井圀彦

新樹の林と水音がマッチして初夏の清々しい感じがします。

   

新樹6

・新調の眼鏡よく見え新樹光 (新実貞子)

この眼鏡は老眼鏡でしょうか。「新調」「新樹光」がよくマッチしています。

  

新樹7

・朝の虹ひとり仰げる新樹かな  石田波郷

「ひとり」は「作者一人」のことか「新樹」のことか、どちらでしょうか。

   

俳句を通して世界の平和を!」という思いで俳句やエッセイなどささやかなブログを書いています。ご意見やコメントなど、投稿して頂けると有難いです。

ご投稿頂いた内容はチュヌの主人の任意の裁量で公開させて頂きます。予めご了承ください。

      

2021年3月24日 (水)

花見して自由奔放句を口に

    

Cimg64693月14日(ホワイトデー)に東京の開花情報があり、15日には四国などの開花情報がありました。

16日に京都の開花が確認され、大阪城公園の桜の開花も19日に発表されましたが、コロナ禍で花見の宴会は自粛が要請されています

 (冒頭の写真)高松城

    

神戸は標本木の王子動物園の桜が漸く24日に開花し、拙宅の庭隅の雪柳連翹も咲き、桃も四五輪の花を咲かせ春爛漫の陽気になりました。

窓越しに裏庭を見ると、昨年巣立った鵯なのか、連翹の花を啄んでおり、桃の木にはモズが4~5匹蕾を啄んでいました。(写真をタップ・拡大して巣箱の近くをご覧下さい。)

3月22日から首都圏の「緊急事態宣言」も解除されました。しかし、変異ウイルスなど拡散が収まらず、安心できません。

  

・コロナ鬱吹き飛ばす句を春うらら

   

タイトルの拙句や掲句のように、ホワイトチョコなどを酒の肴にワンカップ酒か缶ビールぐらいは飲みながら桜の花などを愛で自由奔放に俳句を口遊み、コロナ禍の鬱積を発散したいものですが、儘なりません。今日(23日)は庭を眺めて我慢の自粛です。  

記事のタイトル(青色文字)をクリックして、ご笑覧下さい。

   

「鶯」・「初音」の俳句を楽しもう!

  

・「桜」・「花」などの俳句と写真を集めました

   

・新元号祝ひ「花見」の俳句詠む

  

ここをクリックして、季語クイズ(「春分や芭蕉俳句の季語ゲーム」等、お楽しみ頂ければ幸いです。

  

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俳句の鑑賞:「麗か」・「うらら」・「春うらら」

  

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(写真)

日本伝統俳句協会の三月の俳句カレンダー(一部分)

タップ・拡大してご覧下さい。

  

    

「麗か」は春の季語ですから、「春麗」という必要がありません。「巷に溢れて手垢のついた言葉『春うらら』を使った俳句はダメ句だ」という人もいます。俳句は好き好きです。「春麗」という表現は、5-7-5のリズムを整えたり、その季節感を強調することが出来ます。「安易な表現」になりがちですが、「コロナ禍の鬱積を発散する句作」には好適ではないでしょうか?

    

コロナ禍の「緊急事態宣言」は、大阪・京都・兵庫・など6府県については3月1日から解除され、首都圏については3月22日から解除されました。

延々と1年越しに続くコロナ禍に新型コロナ変異ウイルス拡散の懸念もあるので「春うらら」とは言いかねますが、今日は春の陽気でもあり、俳句鑑賞に季語「麗か」を取り上げることにしました。

  

前座に、拙句を掲載させて頂きますが、「歳時記」や「575筆まか勢」の例句は青色文字の季語をタップして全てご覧になれます。

最後の写真は「カラー図説 日本大歳時記」と「合本 現代俳句歳時記」の「麗か」のページの一部分です。

写真をタップすると季語の解説や例句を拡大してご覧になれます。

  

(薫風士の前座俳句)

麗かや緊急事態解除され

・コロナ禍の麗ならざる過密都市

・麗かや「花と緑」のニュータウン

   

日本の将来のためにコロナ禍の災いを転じて福となすべく、効率一辺倒の1極集中の首都圏の在り方を見直してほしいものです

  

(歳時記)

・逢ふたびに言葉の増える子春うらら (大川冨美子)

    

・間をとりて付き合ひて居りうららけし  (長崎桂子)

 

・野に立てば自分の宇宙春うらら (林和子)

  

・図書館の椅子心地よし春うらら (山咲和雄)

   

・航跡をよぎる航跡うららけし (内藤静)

   

(575筆まか勢)

うららかや女つれだつ嵯峨御室  (正岡子規)

  

うららかや猫にものいふ妻のこゑ (日野草城)

  

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2021年3月13日 (土)

俳句鑑賞 <春の海>

  

「春の海」と言えば、宮城道雄の曲「筝と尺八による二重奏」与謝蕪村の俳句「春の海終日のたりのたりかな」が有名です。

蕪村の俳句は日本三景の「天橋立」の「与謝の海」を詠んだものだとも言われています。(出典:「蕪村の旅」JR西日本

  

今年の3月11日は東日本大震災から10年になり、テレビで追悼番組やイベントが放映されました。プレバトも追悼の音楽番組に変更されていました。 (ここをクリックすると、NHK 東日本大震災アーカイブス「あの日、何が起きていたのか」をご覧になれます。)

    

・春の海三一一を悼み継ぐ  (薫風士)

   

新型コロナ感染拡大が収束して東北の復興が促進されることを祈っています。 

芭蕉ゆかりの松島などに又吟行旅行が出来ることを願いつつ、歳時記「春の海」から東日本大震災を偲ぶ俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

    

・みはるかす瓦礫の果ての春の海 (山田をがたま)

・なにごともなかつたやうな春の海 (河口仁志)

・黙祷のまなうらにありあり春の海 (木村茂登子)

   

広島地方気象台は3月11日、広島県内で桜が開花したと発表しました。平年よりも16日早く、全国でトップの「開花宣言」です。コロナ禍の自粛が解除されると宮島や平和記念公園の桜など吟行したいものですが、変異ウイルスの感染拡大などもあり、楽観できません。

   

最後に、先日須磨浦公園の吟行で詠んだ拙句と写真を掲載します。

(最後の写真をタップ・拡大すると遠方に明石海峡大橋が見えます。)

  

・春潮の香に佇むや芭蕉句碑

春潮を須磨の丘より愛でもして

・須磨の浦復興なりし春の海

春潮の煌めく須磨の砂を歩す

   

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2021年3月12日 (金)

季語「震災忌」・「東北忌」・「阪神忌」に思う

 

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阪神・淡路大震災から25年目の2019117日は神戸のみならず東京でも追悼行事「1.17のつどい」をするそうです。

(青色の文字をクリックするとリンクされた記事をご覧になれます)

  

阪神忌天幕の灯は野外ミサ  (小路紫峡)

・阪神忌若者知らず街を行く (薫風士)

 

神戸の街並みは当時の惨状を想像できないほど復興したことは喜ばしいことです。

「阪神忌」は、季語とすることにプロ野球の阪神ファンなどに抵抗があり、句作の広がりが限定的です。  

関東大震災が発生した91日は「防災の日」ですが、俳句の季語「震災忌」として定着しています。

震災の犠牲者を追悼して防災意識を新たにする俳句が作りやすくなるように「阪神忌」も季語として容認されると良いと思いませんか?  

筆者の所属している俳句のグループは「阪神・淡路大震災」を契機として発足しました。当初の関係者も高齢化していますので当時の思いが若い世代に引き継がれることを願っています。  

20回HIA俳句大会現代俳句協会賞受賞句を契機にして書いた東北忌について思うことをご覧下さい。

 

2021年3月10日 (水)

綱敷天満宮吟行 <梅の花・土筆>

   

吟行日和に恵まれ、3月9日に綱敷天満宮にお参りしました。梅見を期待していましたが、残念ながら、梅は殆ど散ってしまって遅咲きの紅梅と白梅が少し残っている状態でした。

「鷽替え」の「鷽」の奇抜な大きな人形3体の足下の辺に小さな土筆が沢山生えていました。

(土筆は地面の砂の色に紛れています。色写真をタップ・拡大してご覧下さい。)

   

綱敷天満宮の紹介を兼ねて拙句を前座に掲載させて頂きますが、「歳時記」や「575筆まか勢」の俳句は季語(青色文字)をクリック(タップ)して、ご鑑賞下さい。

   

春光や道真祀る朱の小塔

麗かや菅母子像に鳥の来て  

梅散るや祈りの茄子の腰掛に

白梅や茄子の腰掛座し祈る  

舞ふや御籤結ばる玉二つ   

・手水鉢散りて埋まる梅の花   

土筆楚々の人形仰ぎ伸ぶ  

・土筆楚々鷽人形の足の下 

  

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2021年3月 4日 (木)

俳句鑑賞:「春嵐」・「春一番」

   

昨年は近畿地方に「春一番」は吹きませんでしたが、今年は3月2日に吹きました

   

「歳時記」(俳誌のサロン)の俳句「春嵐」をWEB検索すると、「春嵐」は全て「はるあらし」と詠んでいるようです。ここをタップしてご覧下さい

「しゅんらん」と読むと、「春蘭」と誤解されるのを嫌ったのでしょうか?「春嵐や」と記述した俳句は見当たりません。  

ところが、「春の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>」では、取り合せを考えて、「はるあらし」と詠まず、「春嵐や」と表現しています。

伝統俳句を重視する方々からは「春嵐」は「はるあらし」と読むべきだと批判されるかも知れません。高浜虚子が「自選自筆 虚子百句」において、「春風や闘志抱きて丘に佇つ」の「春風」に「はるかぜ」とフリガナを付けたのと同じ感覚です

しかし、俳句は「詠み人次第・読み人次第」でしょう。

芭蕉は「不易流行」と言い、虚子は「古壺新酒(ここしんしゅ)」と言っています

作者の好み次第俳句の内容・リズム次第で「音読み」や「訓読み」にすれば良い、と思いませんか?

    

「春一番」の俳句は「俳句の鑑賞:春一番をご覧下さい。

   

2021年3月 3日 (水)

俳句の鑑賞:「雛祭」・「雛納」・「雛あられ」

  

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(写真)

有馬富士公園の古民家に飾られた雛人形と

親戚の者がLINEに載せてくれた内裏雛です。

    

  

今日は、一生に一度の令和3年3月3日の雛祭りです。

   

1年にわたるコロナ禍にめげず、「まんぽ俳句」を口遊み、コロナ鬱を払拭せんとする薫風士のダジャレ俳句などを前座に掲載します。

 青色の文字をクリック(タップ)して関連のリンク記事をご覧下さい。

宴会などの自粛要請が依然として続いています。親戚の者が、雛祭りに山茶花を飾った写真をLINEに載せてくれました。

(今日は旧暦の1月20日にあたり桃の花は未だ咲いていない。)

旧暦の3月3日(新暦の4月14日)頃までに新型コロナウイルス感染拡大が収束して、「シャンシャンシャン」と花見入学祝いなど、少なくとも家族のささやかな宴会は安心してエンジョイ出来ることを切望しています

  

・コロナ禍や三三三の雛祭

・コロナ禍や陰膳ならぬ雛飾る

・雛納孫の未来に思ひ馳せ

    

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字(季語など)をクリックして、全ての俳句をご鑑賞頂ければ幸いです。

  

雛祭

・手から手へ抱かれし嬰の雛まつり (吉野のぶ子)

 

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・母とせしごとく娘と雛納   (山田弘子)

 

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・老妻のひゝなをさめも一人にて (山口青邨)

 

雛納3

・雛納め今日穏やかな日なりけり (千葉惠美子)

  

雛あられ

・たとうれば子規雛あられ虚子団子 金子兜太

   

2021年2月27日 (土)

「春」の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>

  

Let’s enjoy haiku! Click here.

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写真はクリック(タップ)・拡大してご覧になれます。

  

 タイトル(青色文字)をクリックしてその解説などリンク記事をご覧下さい。

掲句にはタイトル用の「俳句擬き」もあります。

「歳時記」や「575筆まか勢」の例句は、季語(青色文字)をクリック(タップ)すると、ご覧になれます。

    

「春隣」の俳句を集めました 

   春隣」や「待春」、「小春」、「風花」などはいずれも冬の季語です。

 

俳句鑑賞:『風花』(コロナ禍の思い)

「風花」は冬の季語ですが、「コロナ禍の思い」を書きましたのでご一読下さい。

   

「節分」と「立春」:「まんぽ俳句」と写真

2021年の立春は124年ぶりに2月3日(例年の立春は2月4日)です。何だか、今年は異例ずくめの事が起こるような予感がします。

  

コロナ禍の俳句鑑賞:「立春」「春立つ」「春来る」(俳句と写真)

 ・春立つもふれあいカフェは自粛かな

    

季語「立春」・「春立つ」を用いた俳句

   ・春来たりコロナワクチン未だ来ず

待望のワクチン(ファイザー社製)医療従事者先行の国内接種が2021.2.17から始まり、ほっとしています。しかし、ワクチン開発会社と日本政府の契約はどうなっているのでしょうか? 

NHKの日曜討論(2021.2.21)の河野太郎新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣の発言が「ワクチン開発や供給状況」をニュースで知ったかのように聞こえました。聞き間違いかもしれませんが政府の責任者が最新情報を一般のニュース以前にワクチン開発会社から直接得ていないとすれば、日本政府の国際契約の仕方や情報収集能力のお粗末さに驚きです。

「Go Toトラベル」と「緊急事態宣言」の実施と解除に振り回され、また、新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュールでも振り回されることになれば、堪まりません。

「ワクチン接種が順調に進み、新型コロナウイルス感染拡大が速やかに収束すること」を祈るばかりですが、政府には「コロナ対策の経験とIT技術を活かして、医療制度を再検討し、将来に備えてほしいと、切望しています。

       

コロナ禍の俳句鑑賞:「春めく」(俳句と写真)

 ・春めくや大空分かつ飛行雲

 ・飛行機雲やがてたなびく朧雲 

 ・春めきし庭の日差しチュヌ偲ぶ

 ・水仙やチュヌの眠りし芝光る

2月21~22日は4月並みの陽気、所によっては5月並みの陽気になりましたが、その後「冴え返り」冬の寒さになりました。25日の朝は冷え込みましたが、昼間は春の陽気となり、カーテンを開けると長い飛行機雲がまぶしい大空を分断し、やがて膨らみ、おぼろに棚引くの雲になりました。

   

「バレンタイン」の俳句

 ・ショコラ良し地酒も美味しバレンタイン

薫風士は辛党ですが、酒の肴にチョコレートもよく合います。

  

俳句の鑑賞:「春一番」

  ・春一番ワクチン接種開始の日

2月17日からワクチン(ファイザー社製)の国内医療従事者の先行接種が始まりました

掲句はブログ用の創作俳句です。この日は春一番ではありませんが、強風で「春一番」の感があり、北海道などは暴風雪です。今年の関東地方の春一番は2月4日(過去最も早い発生)でした。西日本や北陸地方の春一番は2月20日に発表されました。

   

2月22日と2月26日は何の日でしょうか? ここをクリックしてご覧下さい

      

俳句の鑑賞:「冴返る」(コロナ禍に切望すること)

 ・下校児のイーアイオーや冴返る

下校児の歌声「イーアイイーアイオー」を偶々聞いた時、「コロナは嫌よ嫌嫌よー」と唄っているのかと聞き違いました。最近、先入観で聞き違いすることが多く、気を付けないといけないなと思っています。大阪・京都・兵庫の「緊急事態宣言」の解除が検討されていますが、感染拡大がぶり返さないように、緊急事態宣言解除後の新型コロナウイルス感染再拡大防止の手立てを推進すべきでしょう。

今日2月23日は天皇誕生日ですが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一般参賀は中止されました。上皇天皇の誕生日は12月ですがやはり23日です。偶然の一致でしょうが、何か不思議な感じがします。「冴返る」は春の季語ですが、天気予報によると、明日は冬の寒さに逆戻りのようです。

   

「旗日」は死語か? 「建国記念の日」の俳句を読んで思うこと

  建国の日裏通りにも旗一つ 

国旗の掲揚は公共施設以外には見かけません。この殊勝な国旗掲揚の方でしょうか、黙々と遊歩道の掃除をしておられる姿をよく見かけ、感謝しながら「まんぽ」しています。

   

俳句鑑賞:「下萌」(俳句と写真)

 ・風に舞ふアートの影や下萌ゆる

 ・春の湖孤独愛すか釣りの人

NHK俳句に触発されて、近場の「風のミユージアム」に行き、ミニ吟行をしました。

「湖」は「うみ」と読んで「5-7-5」のリズムにすることがよくあります。

  

俳句の鑑賞:「早春」・「春浅し」

 ・早春の有馬富士向けティ-ショット

 ・春浅し愛犬チュヌを偲ぶ丘  

健康管理の「月一ゴルフ」や漫歩・万歩をして、「まんぽ俳句」を口遊み、コロナフレイル防止に努めています。

    

春浅き頂き目指す有馬富士 

 ・早春の六甲山へ大ショット 

 ・吾を阻む「わんぱく砦」春浅し

意気込みだけでも若者に負けないようにしてゴルフのショットをしています。

「わんぱく砦」の俳句は2019年の春に詠んだものですが、2020年の初夏に幼子と家族で山頂まで登りました。

      

「梅」・「梅の花」の俳句鑑賞

 ・チュヌ偲ぶ庭の日差しや梅五輪

  梅咲くや老の日々にも朗報来  

庭に盆栽を移植した梅が咲いています(冒頭の写真参照)。

    

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

 ・三密と無縁のゴルフ梅見もし 

健康管理の月一ゴルフをしながら四季折々の駄句を口遊んでいます。

   

「世界の梅公園」の「梅見」(写真と俳句)

綾部山梅林開花状況はここをクリックしてご覧下さい

   

俳句談義(9):「雛祭り」の俳句を集めました(改訂版)

  雛納孫の未来に思ひ馳せ

コロナ対策やオリンピック開催に伴い費やされる膨大な国家費用は国債に依存しており、その返済は将来の大きな課題になるでしょう。アベノミックスで推進していた「2%の物価目標」(実はインフレ政策)は悲しい笑い話になるのではないでしょうか?

政治家は、日本の将来に思いを馳せる老の「仮定の質問」も馬鹿にせず、「結果として・・・」とまやかしの弁解をしたり、「仮定の質問にはお答え出来ません」などと「ごまかし」・「問題の先送り」・「思考の停止」をしないで、将来の日本を支える子供たちのために納得できる対策をしっかり講じてほしいものです。

     

愛犬の彼岸妨ぐコロナかな

   強風の彼岸に聖火届きけり 

   春嵐五輪にならず飛行雲 

 春嵐や嫌な予感を打ち消すも

昨年(2020.3.20) 五輪聖火が到着した当日の春嵐や新型コロナウイルスの感染拡大に2020東京五輪・パラリンピック開催の困難さを予感した方々は少なからず居たのではないでしょうか?

オリンピック開催による新型コロナウイルス感染再拡大は何としても防止しなければなりません。

安倍晋三前総理大臣は、かって「延期や中止については、一切言及はしていない。大切なことは、完全な形で、オリンピック・パラリンピックを日本で開催をすることだ。」と言っていました。

安倍さんから後任を託された菅首相は「オリンピックは何としても開催する」というお考えでしょうか?

「無観客・開催の再延期・中止」など、あらゆるコロナ禍の五輪対策を検討してほしいものですが、オリンピックを開催したためにコロナの感染が再拡大すれば、オリンピック開催の強行推進をしたご自身や取り巻きの責任者はどのように責任をとるつもりでしょうか? 海外からの訪日者などの責任になさるお考えでしょうか?

「仮定の質問にはお答え出来ません」と、おっしゃるのでしょうか?

「後からなら何とでも言える」と、おっしゃるのでしょうか?

「結果として・・・」と、まやかしの弁解をなさるのでしょうか?

 
そうならないことを祈っています。

    

俳句の鑑賞「春風」・「春の風」

   ・飛行機雲五輪にせざる春嵐      

  春嵐や五輪にならぬ飛行雲    

   

春眠やコロナウイルス寝るが勝ち

 ・啓蟄やコロナウイルス蔓延りて

   

俳句の鑑賞:「啓蟄」

 啓蟄やコロナウイルス抑え込め

効果的なコロナワクチン接種の速やかな普及を切望しています。

     

季語「東北忌」に思うこと

今年は東日本大震災から10年になりますが、コロナ禍に被災者のご苦労はまだ続いています。一日も早い新型コロナウイルス感染拡大の収束と復興が促進されることを祈っています。

コロナの心配をしないで、安心して東北旅行が出来ると嬉しいですね

       

時疫とて春場所侘し無観客  

   春場所や八艘飛びの技の冴え

     

「春の水」・「春水」の俳句

   有馬富士映し豊や春の水

  亀鳴くや声無き声を聞けよとて

「千丈寺湖」の鴨の飛翔や釣り船の風景など、この記事の最後に掲載した写真もご覧下さい。

   

「春光」の俳句

  春光や綿雲の端庭の芝

  ・春光や丘のアートの風の舞  

風のミユージアム」の丘に立つと、昨日の春一番の名残の風が吹き気分爽快でしたが、帰路の車は夏日のような陽気冷房が必要でした。

    

椿寿忌やコロナウイルスやり過ごす

 「椿寿忌」は4月8日、「花祭り」の日です。

   

「鶯」・「初音」の俳句を楽しもう

 ・の声に快音ティーショット

三密やコロナフレイルを防ぐには、吟行やゴルフは好適です。

   

「春雷」・「春の雷」

 」は夏の季語です。

   

俳句の鑑賞 <春の雨・春雨>

  ・春雨や地震に倒れし墓碑数多 

被災された方々に思いを馳せながら、この記事を書いています。「俳句HAIKU」が少しでも慰みになれば幸いです。(気象庁の地震情報はここをクリックしてご覧下さい

       

「風光る」俳句・写真特集・神戸メリケンパーク(改定版)

震災後の復興を遂げた街には、震災を知らぬ若者が多くなりましたが、今も多くの被災者のご苦労は続いています

     

浮かれざる開花だよりやパンデミック

新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまりましたが、高齢者対象のワクチン接種は4月12日から開始されるとのことです。まだまだ花見に浮かれることは出来ません。油断は大敵です。

  

「桜」・「花」などの俳句と写真を集めました。

桜開花予想はここをクリックしてご覧下さい

  

俳句の鑑賞・面白い季語「山笑ふ」

  ・ひかり号目覚めし車窓山笑ふ

   

亀鳴くや声なき声を聞けよとて

亀は鳴きませんが、「亀鳴く」は春の季語です。

貴方にとって「声無き声」は何でしょうか?

      

俳句談義(12):「椿寿忌」の俳句と高浜虚子

高浜虚子虚子の俳句に女性蔑視だと非難された句についてこのブログ記事で書きましたが、森発言の「女性蔑視」とは何か? ここをクリックしてお考え下さい

       

俳句の鑑賞 <「薫風」・「風薫る」>

 ・風薫るわが青春の木の根橋 (田ステ女俳句ラリー入選句

   

バイリンガル俳句・HAIKUを楽しむ <高浜虚子の俳句「春の山」

芭蕉や西鶴、高浜虚子など、江戸時代からの辞世句を集めました。ここをクリックしてご覧下さい。

     

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2021年2月23日 (火)

俳句鑑賞:「下萌」(俳句と写真)

  

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昨日、NHK俳句の兼題「下萌」に触発されて、「風のミユージアム」の丘に初めて行きました。

丘に立つと、一昨日の春一番の名残の風が吹き気分爽快でした。下萌えの丘のカラフルな簡易テントなどで、家族が思い思いに早春をエンジョイしいるのを見かけました。「下萌え」は俳句では「下萌」と簡潔に記述するのが普通です。

池の畔には猫柳があるのではないかと期待していましたが、猫柳は何処にも無く、白梅が咲いていました。

帰路の車は夏日のような陽気冷房が必要でした。

 

青色の文字をクリック(タップ)して関連の記事をご覧下さい。

「歳時記」や「575筆まか勢」の「下萌え」の俳句は「下萌」をクリック(タップ)してご覧下になれます。

  

・爽快や下萌の丘暫し佇つ

下萌ゆる風のアートや影の舞

・カラフルな簡易テントや下萌ゆる

下萌や親子駆けっこ愛犬も

下萌の丘を自転車男の子

 

写真はタップすると拡大してご覧になれます。

  

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2021年2月22日 (月)

俳句の鑑賞:「冴返る」(コロナ禍に切望すること)

   

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(写真)

「カラー図説 日本大歳時記」の「冴返る」のページの一部分です。

タップ・拡大して解説と例句をご覧下さい。

  

「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の「冴え返る」の例句は、掲句の季語(青色文字)をクリックすると、全てご覧になれます。なお、俳句の季語としては、「冴え返る」は「冴返る」と記述するのが普通です。

   

(「歳時記」の例句)  

冴返るビルに映って月二つ   (ゆにえす)   

・人まばら高架ホームの冴え返る (山荘慶子)  

・夕空を急ぐ鳥かげ冴返る    (荒嶋かがみ)

    

   

(「575筆まか勢」の例句)   

・冴返る万の足痕過密都市   寺井谷子

・魚の目を箸でつつくや冴返る  芥川龍之介

  

  

最後に、薫風士の「まんぽ俳句」をご笑覧下さい。

     

・潜り込む床まで今朝は冴返り

   今朝の冷え込みは格別でした。

  

久方の飛行機音や冴返る

コロナ禍・緊急事態宣言下の減便で飛行機音を聞くのが稀になりました。「久方ぶり」の意味なら、「久々の飛行機音や冴え返る」とすると分かりやすいでしょう。

    

・冴返る空へ一声鴉飛ぶ

俳句でよく詠まれる「烏」は「初烏」や「寒烏」です。

  

・鼻すすりブログを書くや冴返る

水洟」は冬の季語です。「俳句談義(13):<「花」と「鼻」> 高浜虚子と芥川龍之介」に書いたように、虚子も龍之介も「鼻」の俳句を作っていますが、一般に、「俳句は綺麗な情景を詠むもの」と言われます。「日常をありのままに詠んで『日記俳句』を作るのも捨てがたい」と思ってブログ記事用に掲句を作りました。先日は「春めく縁側」で心地よくブログを書きましたが、今日は「寒戻りの縁側」だったので、すぐに引き上げました。

  

・リフォームの街角の風冴返る

 外壁・屋根の塗装やリフォームなどで街の美観が維持されていることは嬉しいですね。

     

・旧家屋除きし更地冴返る

ニュータウンもオールドタウンとなり、あちこちで住宅の建替えを見かけます。高齢化社会ですが、街が新陳代謝で元気になることはありがたいです。

     

・冴返る家路急ぐやパラリ降る

買い物に出かけた妻が「霰が降り出した」とガラホで連絡して来ました。

高齢者もスマホ無しには生活できない事態になっていますから、IT関係の政治家や専門家は、20ギガをスマホの最低料金の基準にしている現体制を消費者の目線で見直し、「1ギガの適性な最低料金をいくらにすべきか?」検討して欲しいものです。

  

・ニュース又変異ウイルス冴返る

コロナのニュースに一喜一憂するこの頃です。

  

下校児のイーアイオーや冴返る

下校児の歌声「イーアイイーアイオー」を偶々聞いた時、「コロナは嫌よ嫌嫌よー」と唄っているのかと聞き違いしました。日頃先入観で聞き違いをすることが多くなり、気を付けないといけないなと思っています。

   

・疲れ果て急ぐ家路や冴返る

コロナ禍の娘(医者)の苦労に思いを馳せていますが、コロナ禍、多くの人々が限界まで頑張っています。

与党の幹部政治家は、「後からは何とでもいえる」とか、「仮定の事にはお答えできません」とか、言い逃れをよく口にしますが、コロナ問題も昨年感染拡大が始まった当初に色々予想して、旅行業界や飲食業界などの仮定の問題を検討して、対策を講じて「Go To トラベル」を実施しておれば、関係業界のみならず日本全体の経済的ダメージを最小限にして、コロナの拡散防止が出来たのではないでしょうか? 

「緊急事態宣言」の実施と解除を繰り返した1年間の経験を踏まえて、有効なコロナ対策をとってほしいですね。新型コロナウイルスのワクチンの開発・接種の普及・根絶には相当の年月を要するでしょうから、今からでも遅くないでしょう。

森喜朗・元内閣総理大臣は、失言が問題になり東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任しました。後任に橋本聖子氏が選任されましたが、政治の世界も女性や若者がもっと参画して、透明化・活性化することを期待しています。

  

・コロナ禍の世論調査や冴返る

安倍晋三元総理大臣がかって、「思考停止だ」と、マスコミか野党か、誰かを非難していましたが、与党幹部も同じ類ではないでしょうか? 

「コロナ対策は政争の具にせず、超党派で知恵を出し合って、国民のために促進してほしい」と、切望しています。

   

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2021年2月 9日 (火)

コロナ禍の俳句鑑賞: 「春めく」(俳句と写真)

   

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冒頭の写真は「合本 現代俳句歳時記」(角川春樹編)の「春めく」のページです。

最後に、「カラー図説 日本大歳時記」(水原秋櫻子・加藤楸邨・山本健吉 監修)の「春めく」のぺ-ジの写真を掲載します。

写真をタップ・拡大して解説と例句をご覧下さい。

  

インターネットの「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から、気の向くままに「春めく」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。

青色文字の「春めく」をタップすると、全ての例句をご覧になれます。

  

・快晴も雨も春めく旅路かな (稲畑汀子)

   

春めくやことに銀座の宵の口 (鷹羽狩行)

   

春めくや田畑に人の笑ひ声 (福本すみ子)

  

・ビル風に春めく心奪はれし (稲畑廣太郎)

   

春めきし人の往来を聞きて病む (高濱年尾)

   

  

コロナ禍の「緊急事態宣言」下、不要不急の外出自粛を要請され、旅心を殺がれますが、せめて近場の吟行をして「春愁」を払拭しませんか?

薫風士の「まんぽ俳句」と写真をご笑覧下さい。

  

・春めくやシャッター開けし今朝の窓

 二階のシャッターを開けると、朝日が射して春を感じました。

   

・春めくや縁の日差しに鴉の音

 縁側で「俳句HAIKU」のブログを書いていると、烏の声が春めいて聞こえました。

  

・春めくや宅地工事の音さえも

 ニュータウンも旧タウンとなりましたが、コロナ禍のリモートワークなど、ベッドタウンの快適な生活が見直されているのか、住民の新陳代謝が進んでいます。

  

・電柱へ雀の番春めきぬ

 雀が2匹睦まじく電柱に留まっていたので写真を撮ろうとしたら、飛び立ってしまいました。

  

・一歳児自転車押して春めけり

 漫歩していると、元気に自転車に乗っている子と自転車を転がしている幼子を見守っているお母さんがいたので、写真を撮らせて頂きました。

  

・コロナ禍の園児待つ園春めけり

 コロナ禍の「緊急事態宣言」下、航空便が減便され、飛行機雲を見ることは珍しくなりましたが、棚引いている飛行機雲が公園の彼方に見えました。

  

・春めくや飛行機雲の交りて

  飛行機雲の交差した写真は昨年の緊急事態宣言以前の2月に撮ったものです。

   

・春めくも雲行き怪し夕日かな

 夕空は「冴え返る」様相になりました。

  

・春めくもコロナに殺がる旅心

  新型コロナウイルス感染が怖くて吟行旅行も出来ません。皆さんも同じ思いでしょうが、緊急事態宣言の解除有効なワクチンの普及を願っています。

  

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2021年2月 7日 (日)

コロナ禍の俳句鑑賞:「立春」「春立つ」「春来る」(俳句と写真)

  

コロナ禍のお慰みに、誰でも作って楽しめる類の「まんぽ俳句」を14句掲載し、最後にその情景の写真と「歳時記」や「575筆まか勢」の例句を掲載します。

季語『立春』・『春立つ』を用いた俳句や 

『節分と立春』: まんぽ俳句と写真も、

タイトルの青色文字をタップして、お楽しみ頂ければ幸いです。

貴方も吟行して、5-7-5の俳句を口遊みコロナ禍の憂さ晴らしをしませんか?

「三密」を避けて、コロナフレイルの予防が出来ますよ

  

ところで、「三密」と言えば、仏教の本来の教えではコロナ禍の三密「密閉・密集・密接」とは異なり、「身密・口密・意密」であり、奨励されていたことをご存じですか?

ここをクリックして、神戸新聞の記事をご一読下さい

      

・早暁の鴉の声音(こわね)春来る

 烏の声に目覚めました。「来る」は、この俳句では、「きたる」と読みます。

   

・春立てり緊急事態続く中

 10都府県の緊急事態宣言が3月7日まで1か月延長されました。

  

・立春や朝のテレビの声弾む

 気のせいでしょうか、朝のニュースの声が弾んで聞こえました。

  

・立春のLINEで交す朝の景

 句友とLINEで立春の今朝の風景の写真(南部の日の出や北部の雪景色など)を互いに見せ合いました。

  

・コロナ禍のフレイル虞れ吟行へ

 長期の外出自粛でコロナフレイルが問題になっています。

  

・玄関に春立つ日差し帽子脱ぐ

 帽子を脱いで立春の朝日を受けました。

  

・マンションの朝のチャイムに春の声

 チャイムの音に小鳥が鳴いていました。

  

・立春の梢を映す(にわたずみ)

 遊歩道の水溜りに立春の空と梢が映っていました。

  

・立春の水面を分かち煌めく日

 深田池に立春の日差しが煌めいていました。

  

・相老いの愛犬と歩す春立つ日

 若い人々や高齢の人々が愛犬とよく散歩しています。

   

・まんぽの背春立つ日差し帽子脱ぐ

 帽子を脱ぎ、立春の日差しを浴びながら、漫歩をエンジョイしました。

  

・立春やグーチョキパーで来し親子

 親子が、「グリコ」などと言いながら歩いたり、止まったりして来ました。

  

・立春のグリコ遊びや幼の歩

 「遊びの名前」を尋ねると、「名前は知らない」と言って、「遊び方」を教えて呉れました。

  

・立春の下校児唄ふイーアイイーアイオー

 下校児の歌声が「コロナは嫌よ嫌嫌よー」と唄っているように聞こえました。

          

「歳時記」の俳句は、下記の俳句の青色文字をタップしてご覧下さい。

   

春立見古したれど筑波山  (小林一茶)

立春老医の赤き聴診器 (田岡千章)

     

春来たる上野に人の湧くごとし 黒岩武三郎

 新型コロナウイルスの感染拡大が収束して、この俳句のように上野の桜皇居などの桜を満喫できる日が来ることを切望しています。

俳句に親しむ <『待春』の俳句>」をご覧下さい。

   

「575筆まか勢」の俳句は、ここをタップすれば無数の俳句をご覧になれます。

  

・さゞ波は立春の譜をひろげたり  (渡邊水巴) 

・九十九の祖母と語るや春立つ夜  (河野静雲)

  

     

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2021年2月 3日 (水)

俳句鑑賞:「寒夕焼」(「歳時記」と「まんぽ俳句」・写真など)

     

・老犬の伏して立たざる寒の暮

  

 今日(2月1日)は日本老年医学会などにより「フレイルの日」と制定されました

「~withコロナ時代に神戸で支援の輪を広げる~withコロナKOBE応援プラットフォーム フレイル予防で「高齢者の応援」を実施します!」

https://with-kobe.powerappsportals.com/

をご覧下さい。

       

・老犬もじっと見つめる寒夕日

・二度巡る入日の映ゆる寒の池

・振り返る寒夕焼の漫歩道

・寒夕日親子じゃんけん遊ぶ影

・ひゅんひゅんと縄跳びの音寒の暮

    

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(写真)深田公園の夕暮れ (タップ・拡大してご覧下さい。)

    

 前座として、薫風士の「まんぽ俳句と写真を掲載しました。

歳時記の「寒夕焼」から、コロナ禍の緊急事態宣言下、目についた1句を抜粋・掲載しますが、コロナとは全く無関係です。

歳時記」の「寒夕焼」の俳句(197句)はここをクリックしてご鑑賞下さい。

      

・ありがたうと父逝きにけり寒夕焼 (大東由美子)

   

「575筆まか勢」の「冬夕焼」の俳句1句掲載します。詳細はここをクリックしてご鑑賞下さい。

  

・寒夕焼縄跳び場より跳び帰る (鷹羽狩行)

        

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2021年1月31日 (日)

俳句談義(9):「雛祭り」の俳句を集めました (改訂版)

                     

33日は雛祭りである。高浜虚子の次女、星野立子(明治36年~昭和59年)の忌日(立子忌でもある。俳句では「立子忌」を「雛の忌」や「ひひなの忌」としている人もいる。また、この日は日本ペンクラブの提案で「平和の日」とされている。     

          

歳時記の「雛祭り」「雛人形」「雛あられ」などの句はここをクリックするとご覧になれます。

ここ(データベース)をクリックすると現代俳句協会の「雛」の句がご覧になれます。      

   

575筆まか勢」というブログに立子忌の句 があった。   

当時、立子は女流では中村汀女橋本多佳子三橋鷹女とともに四Tと称された。     

星野立子は次の雛の句を作っている。    

何といふ雛よと問はれ桃山と

彼の雛の思ひ出追ふも悲しけれ

雛飾りつゝふと命惜しきかな

   

立子の俳句としては「しんしんと寒さがたのし歩みゆく」が山本健吉の「定本 現代俳句」にも句評があり印象に残っている。  

              

高浜虚子は「雛より小さき嫁を貰ひけり」という句を作っている。    

雛より小さき嫁」とはどういうことか、「許嫁」のことかも知れないと思って、その背景を知るために虚子一族の「雛」の句をインターネットで検索してみた。残念ながら、そのような手掛かりは無かったが、目黒雅叙園の「百段雛まつり」日本最大級の雛人形が展示されているという記事があった。そのような大きな雛人形を念頭に詠んだ句なのかも知れない。

いずれにせよ目的はかなわなかったが、折角調べたので参考までに下記に記載する。(敬称略)    

     

    

虚子(「ホトトギス」2代目主宰)の句

雛あられ染める染粉は町で買ひ

美しきぬるき炬燵や雛の間

山里の雛の花は猫柳

天井にとどけ雛の高御座

お茶うけの雛のあられに貝杓子

カレンダーめくりあらはる雛の日

老いて尚雛の夫婦と申すべく

叱られて泣きに這入るや雛の間

もたれ合ひて倒れずにある雛かな

春雷や女ばかりの雛の宿    

    

      

星野椿(立子の長女・「玉藻名誉主宰)の句

表紙絵も玉藻雛や立子の忌 

    

    

高木晴子晴居」主宰の

皆老いて雛の客とも思はれず    

   

   

高浜年尾(虚子の長男・「ホトトギス」3代目主宰)の句   

燭台の倒れ易さよ雛かざる

燭台の灯なれや雛浮び見ゆ

老いゆくは淋しきものよ雛祭

雛の灯を今宵の客に灯しけり

雛の間の更けて淋しき畳かな 

     

    

 稲畑汀子(年尾の次女・「ホトトギス名誉主宰)の句

  

鎌倉好き集まれ! おひなさま 鎌倉古陶美術館

飾られて仮住も亦雛の宿

  

歳時記「雛納」)

今日のためなほ納めずに置く雛

雛の客あり雛をさめ又先に

雛の忌と思ひ遥かへ心置く

雛飾る娘の手伝ひもあてにして

飾るより留守をあづける雛となる

雛納めゐたるロビーを通りけり

一筋の髪も乱さず雛納    

     

    

稲畑廣太郎(虚子の曽孫・「ホトトギス」主宰)の句

 

歳時記・雛納1

雛納せざるをちらと見て出社

雛納して洋室となりにけり

 

歳時記・雛納2

雛納してより吾娘の嫁ぎゆく

雛納して来年を近付ける

悌を重ね合せて雛納

雛納君との過去も納めけり

雛の目光りて納められにけり

たつた今過去捨て雛を納めけり           

     

        

坊城中子(年男の長女・「花鳥」名誉主宰)の句

骨壷を置きて雛を並べけり     

         

          

坊城俊樹(虚子の曽孫・「花鳥」主宰)の句句集「零」

ひひなの忌雛より小さき人のゐし

飾らるる雛の顔と生れ出づ

     

    

上野章子(虚子の六女・「春潮」初代主宰)の句

手のひらに色を遊ばせ雛あられ

    

      

因みに、正岡子規はどのような「雛」の句を作っているかインターネットを検索したところ、まず「春星」のHPに「子規の俳句」があり、「子規の俳論俳話」というサイトがあった。しかし、ざっと見たところでは、子規の「雛」の句は「雛あらば娘あらばと思ひけり」以外には見当たらなかった。    

       

俳句の鑑賞 <「節分」・「豆撒」・「豆まき」>(改訂版)

  

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今年(2021年)の節分は、例年と異なり124年ぶりに2月2日です。

新型コロナウイルスの全世界感染者数が1億人を超え、死者は2百万人を超えました。

コロナ禍の緊急事態宣言下、自宅で「豆まき」をして、新型コロナウイルスの退散を願う家庭が多いでしょう。

ウイキペディアの解説によると、豆まきの「掛け声」の習慣は地域によって様々です。成田山新勝寺真言宗総本山智積院など、節分会に「鬼は外」は言わず、「福は内」のみ唱える寺もあります

   

・福は内はばかり声で鬼は外

福は内はばかりながら鬼も内

  

いずれも薫風士(旧称「チュヌの主人」)の俳句ですが、2句目の「鬼」は「九鬼家」の慣習を意識したものであり、「新型コロナウイルス」のことではありません。

俳句鑑賞: 「風花」(コロナ禍の思い)」に掲載した俳句・記事のように、「グローバル時代」の「パンデミック・コロナ禍」なので、「家の内外」のみに拘るわけにはいきませんが、青色の文字をタップして、「鬼は内」の「謂れ」をご一読下さい。 

  

歳時記などから気の向くままに抜粋・掲載させて頂きますが、季語(青色文字)をクリックすると、全ての俳句をご覧になれます。

   

「歳時記」・節分1

・節分の明けて雀の旗日かな  (中村房枝)  

・節分会警官鬼の道あける    (長谷川登美)

・コンビニの節分コーナー笑顔鬼 (岩松八重)

  

「歳時記」・節分2

・節分を過ぎても今年雀見ず  (大坪景章)

・節分やうぶな青鬼赤くなる  (八木健)

  

「歳時記」・豆撒

・病室に豆撒きて妻帰りけり    石田波郷

・豆撒の日は残業をするなと子 稲畑廣太郎

    

節分と豆まき(575筆まか勢

・二三日掃けば出てくる年の豆 稲畑汀子

・節分の豆少し添へ患者食       石田波郷

  

節分の句(増殖する俳句歳時記

・恐るべき年取豆の多きかな (木村たみ子)

   

2021年1月30日 (土)

俳句鑑賞: 「風花」(コロナ禍の思い)

   

「風花」の俳句を1,000句以上ご覧になれます。

(青色文字の季語「風花」をタップして下さい。)

     

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(写真1)

2021.1.27 NHK-TVニュース画面(一部分)

  

   

  

(写真はタップ・拡大してご覧下さい。)

  

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(写真2)

「カラー図説日本大歳時記」

季語「風花」の解説(一部分)

  

  

(青色文字をタップするとその記事をご覧になれます。)

      

・風花や地球は一つ永久の旅

米科学誌「原子力科学者会報(BAS)」は23日、「終末時計」が「気候変動や核問題」で「残り100秒」と1947年の開始以来最も「終末」に近づいたと、発表しました。

  

・風花やコロナウイルス蔓延りて

新型コロナウイルス発生から1年経ちましたが、感染拡大が収まりません。

  

・コロナ禍や風花のごと人は逝き

新型コロナウイルスの全世界感染者数が1億人を超え、死者は2百万人を超えました。

     

・風花や老は順縁諾ひて

菅首相の忘年会問題の是非とコロナ拡散防止対策緊急提言」をご一読下さい。

   

・風花を老は家居に愛でてをり

大寒の俳句(コロナ禍の緊急事態宣言・国際同盟に思うこと」参照。

    

・風花やコロナフレイル憂ふ日々

ワクチン接種が3月頃に開始されても、まだまだ普及しません。「まんぽ俳句」を口遊みながら漫歩して、コロナ禍を凌ぎましょう。

  

・風花に除疫を祈る家居かな

吟行に除疫祈るや梅雨晴間 (俳句と写真)」をご覧下さい。

   

政治家の言葉の軽さ風花す

「政治談議(2):<政治家の「字面」軽視=外交音痴>」をご覧下さい。

   

・コロナ禍の風花愛づや冬の虹

ブログ用に季語を2コ(季重なり)にした創作・空想俳句です。実際の冬の虹はコロナ禍の寒中見舞い冬の虹(嵐山の冬の虹)」をご覧下さい。

     

・風花や愛犬偲ぶ居間の窓

 愛犬チュヌは2018.10.16に亡くなりました。愛犬「チュヌ」の追悼句をご覧下さい。暖かいお悔やみありがとうございました。

   

掲句10句は薫風士の「緊急事態宣言下の思い」を詠んだものですが、「ウイルスの根絶祈る初御空 (コロナ俳句川柳特集2021年元旦)」もお慰みになれば幸いです。

  

「歳時記」や「575筆まか勢」から目についた俳句や病気などに関連する俳句を気の向くままに引用・掲載させて頂きましたが、掲出句はコロナとは全く無関係です。

誤解されませんように  

   

風花1)100句  

・風花に風鐸の鳴る多宝塔 (木村てる代)

・風花の中来て面会五分間  (山田暢子)

   

風花2)100句

・風花やショパンのソナタ一人聞く (池尻足穂)

・風花や母を看とりて朝迎ふ (大塚禎子)

 

風花3)100句

・駅長の指差確認風花す (三遊亭金遊)

・風花や散骨を言ふ人とゐて (園多佳女)

 この俳句の作者は「祇園の多佳女」と何か所縁のある方でしょうか? ご存じの方から、何らかのコメントを頂けると幸甚です。

    

風花4)100句

・室内に産着干しあり風花す (羽根田和子)

・風花や友の訃報のひそやかに (中島静子)

   

風花5)100句

・風花へ両手広げて子が走る (須永トシ)

・査問会舞ふ風花を誰も見ず (伊藤伴子)

   

風花6)100句

・生れし日や風花はわが髪飾り (岡本眸) 

・風花の松の一徹義兄(あに)逝けり (中野英歩)

  

風花7)99句

・風花や子が馳せ若き母が駆け (上田明子)

・風花や最終便に間に合はず (岩井ひろこ)

  

風花8)129句

・風花の路地を舞子の二人連れ (大橋雅子)

・風花や山路の茶屋の店仕舞 (廣瀬雅男)

  

風花9)100句

・風花や阿蘇かけのぼる牛の群 (長憲一)

・風花の町夫と乗る救急車 (藤田京子)

  

風花10)192句

・ミサの鐘風花密となりにけり (土屋草子)

・弔ひののどの渇きや風花す (井上菜摘子)

    

(575筆まか勢)

・風花の舞ふにつけても地震のこと (関 弥生)

風花の舞ひを乱せる救急車  (佐藤晴生)

      

このブログ記事は、先日MBS-TVの「プレバト」で梅沢富美男永世名人の「風花」の俳句が「ボツ」となり、「シュレッダー」にかけられる画面を見たのが切っ掛けで書いたものですが、薫風士の添削例をご笑覧下さい。  

  

(梅沢富美男永世名人の原句)

・風花や改札口に眼鏡拭く

  

(夏井先生の添削句)

・改札を出て風花に拭く眼鏡

  

(薫風士の添削例)

・風花の改札口や眼鏡拭く

・改札の外は風花眼鏡拭く

  

夏井先生の添削は「眼鏡」が強調され、「新調の眼鏡かな?」「スマホの見過ぎで度が合わなくなったのかな?」などと、余計なことを想像してしまいます。

作者の思い(「風花をよく見たい」)を表現するには、貴方ならどのように添削しますか?

   

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(写真)TV-4ch.画面の一部分