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2021年1月28日 (木)

大寒の俳句(コロナ禍の緊急事態宣言・国際同盟に思うこと)

 

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トランプ米国大統領の「アメリカファースト」(実は「ミーファースト」か?)の政権がようやく終ることになりホットしていますが、次期大統領が余程しっかりした政治をしなければ、4年後が更に恐ろしいことになるでしょう。

「トランプ・安倍」体制の日米同盟関係に捉われず、「バイデン・菅」新体制により日本の平和・世界の平和を堅持すべく、政治に対する国民の信頼を回復してほしいものです。

   

大寒の埃の如く人死ぬる  

        (高浜虚子)

 将来も感染症のパンデミックは起こることを前提にして、医療体制の長期的対策が必要でしょう。

   

大寒やコロナ禍憂ふポピュリズム 

  非常事態には強力な指導力が必要ですが、権力欲塊の独裁者が出現しないことを祈っています。

   

・大寒や老は家居にコロナ避け 

 リモートワークが不可能な現役世代は止むを得ないでしょうが、引退した高齢者は「家居」(「ステイホーム」)で自衛しましょう。

    

・大寒や老は順縁諾ひて

  医療崩壊の危機が迫っています。「逆縁」を起こさないように、高齢者は近場の散歩で「まんぽ俳句」を口遊みながらコロナフレイルとコロナ感染を防ぎつつ、家居に撤しましょう。   

  

究極のLOVEの哲学冬籠

  「応急処置」と「長期的対処法」を考え、適切に対処しましょう。 

   

いつの世も砦は皆の良心よ 

 「科学技術」など、あらゆる分野で高度化・専門化した現代社会では人々の良心が最後の頼りです。そして、自由に物が言える民主主義を堅持し、人々が発言すると同時に他者の声に耳を傾けることが非常に大切です。

    

(上記の5句は薫風士の俳句と川柳です。青色の文字をクリックして記事をご一読下さい。)

   

菅首相は、「GoToトラベル」の年末年始の全国的一時的停止に関連して、「私も素人。専門家の提言に基づいて決めている」と説明したとのことですが、

「学術会議」のメンバー選定については、素人でなく、科学的ないし専門的知識・能力があるということでしょうか?

「まやかしの発言」は安倍政権から引き継がないで、「透明性」と「言葉の重み」を尊重して下さい。

   

菅首相は「限定的」「集中的」に「緊急事態宣言」の実施・飲食店の休業・営業自粛を要請しましたが、ワクチンや治療薬の普及には未だ未だ日時を要するでしょうから、下記のような対策を講じない限り、新型コロナウイルス拡散防止の効果も経済効果も一時的なものとなり、「緊急事態宣言」を一旦解除しても再宣言をする度に感染の拡大規模が大きくなるでしょう。

「緊急事態宣言」の順守を徹底するために政府は罰金などの罰則規定を検討しているようですが、現在の宣言内容で従わない者に対する安易な「罰則規定」をすることには反対です。

正直者が馬鹿を見ることのないように、「Go Toトラベル」が再開された時に安心して利用できるように、永続的な効果のあるコロナ対策を次のように実施してほしいものです。

   

「新型コロナウイルス感染防止の対策マニュアル」を整備し、

適合するホテルやレストラン、居酒屋、喫茶店などを認定し、

認定基準適合の準備に要したコストの一部を補助し、

「コロナ対策Bグルメ店」とか、「コロナ対策三ツ星店」とか、「三密防止対策認定店」など、

実態に応じ適切な呼称でコロナ対策を奨励する。

   

「認定基準」は「一律に5人以下」などとせず、「店ごとの定員」や「部屋ごとの定員」などを規定して、

一般に公表するとともに、店の来客が自然にチェック出来るように店頭に公示することを義務化し、

公式のパトロールなどのチェック体制も整備する。

認定基準を順守しなかった店や補助金需給申請に偽りがあった場合の罰則等をしっかり規定する。

  

このような新型コロナウイルス対策をすると、

「安いから行くのではなく、安心できるから行く」という客が増えて、

真面目に営業している店が繁盛することになり、経済効果も上がるでしょう。

  

具体策は、与党政治家や専門家会議のメンバーのみならず、レジャー・旅行・飲食店などの関連の専門学者や経済学者などが協議して、一般市民の声も取り入れ、きめ細かく検討して決定し、将来に備えてしっかりした法制化をしてほしいものです。

    

野党は与党批判に終わることなく、国民のための政策提案を積極的に推進しなければ、支持率は低迷のままで推移するでしょう。自分たちの支持率の低迷を棚上げにして、菅政権の支持率の低下を喜んでいるようでは話になりません。

  

ここをクリックして薫風士のコロナに対する思い「俳句・川柳特集2020」をご覧下さい

  

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(写真)

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コメント

「終戦記念日・墓参・盆」の俳句
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/08/post-07b6.html

をご覧下さい。 (薫風士)

ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、紛争解決案を提言しました。
「血に染むなドニエプルてふ春の川」に書いた思いをシェアして頂ければ望外の喜びです。

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/03/post-0c73.html
をご一読下さい。

9月29日に開催された自民党総裁選の決選投票で岸田文雄氏が選任され、節目の第100代総理大臣になりました。
来るべき衆議院選挙で従来通りの選挙結果になるなら、自民党の新総裁岸田文雄氏は節目の第101代総理大臣になるでしょう。
薫風士に限らず、多くの国民は新総裁が「国民の声を聞き有言実行の透明な政治を推進してくれること」を期待を込めて新総裁の手腕に注目しているでしょう。
その期待を裏切らないで、「令和の本格的な総理大臣」になるべく、「至誠一貫」・「不動心」で地道な努力をしてほしいものです。

(薫風士)

8月19日は「俳句の日」とされています。
正岡子規の命日は9月19日ですから、8月19日からの1か月を「俳句月間」として俳句・教育関係者により俳句を通じて子供たちに日本文化の啓蒙活動をして頂いたら如何でしょうか?
俳句の教育はもう既に実践されているのでしょうが、コロナ禍の自粛生活で子供たちがwebのつまらないゲームに夢中になっているのは親泣かせです。
俳句は、個性を発揮する芸術の一つであり、好き好きです。プレバトのような一方的な査定やランク付けはしないで教育すべきでしょう。
大人のための俳句の面白さの啓蒙の一助になれば幸いですが、
8月15日の終戦記念日の俳句を特集しましたので
俳句ブログ:終戦記念日 <「戦争と平和」特集>
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/08/post-452c.html
をご一読下さい。

(薫風士)

梅雨の暮まん歩に会ひしルナとララ (チュヌの叫び)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/07/post-dda3.html
をご覧ください。

(薫風士)

コロナ禍の花鳥諷詠梅雨晴れ間
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/06/post-ae0d.html
をご覧下さい。

(薫風士)

「庭手入れ朧になりし飛行雲」(コロナ禍の不急の五輪開催の是非)http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/04/post-44d5.html
をご一読下さい。

(薫風士)

今日、4chの昼の番組で「やまなしグリーン・ゾーン構想」
https://www.pref.yamanashi.jp/koucho/coronavirus/green_zone_main.html
のことを知りました。
マスコミがもっと早く取り上げるべき優れたコロナ対策で「我が意を得たり」と感じていますが、知らなかった人が多いのではないでしょうか?

「プレバト夏井先生の添削を添削する」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/purebato.html

「春」の俳句特集:薫風士のブログ「俳句HAIKU」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2021/02/haiku-f2f4.html

をご覧下さい。「俳句の面白さ・奥の深さ」が分かるでしょう。

(薫風士)

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