木犀・金木犀・銀木犀
写真をタップ拡大して様々な金木犀の態様をご覧の上、疑似吟行をエンジョイして頂けると幸いです。
歳時記(俳誌のサロン)の例句の後に、写真に対応した拙句(まんぽ俳句)を掲載します。ご笑覧下さい。
俳誌のサロンの歳時記から気の向くままに「木犀・金木犀・銀木犀」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字の季語をクリック(タップ)して、ご覧下さい。
木犀1
木犀に人を思ひて徘徊す
(尾崎放哉)
木犀2
町の名となりし木犀香を放つ
(梶井和呼)
木犀3
家絶えし木犀大樹香を放つ
(上崎暮潮)
木犀4
雨あとの木犀かをる美術館
(堺昌子)
金木犀1
これといふ庭なき家に金木犀
(松崎鉄之介)
金木犀2
抜け路地は昭和の匂ひ金木犀
(佐渡谷秀一)
山麓の百年の家銀木犀
(坪内稔典)
最後に拙句(まんぽ俳句)をご笑覧下さい。
金木犀両隣にも真向ひも
厨窓開ければ香る金木犀
大小の金木犀やまんぽ道
小さき黄の更地に飛び來金木犀
金木犀垣根に黄の香ちりばめて
そよ風に吾を包みし木犀香
木犀の香りを纏ひ帰宅かな
(薫風士)
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2024.10.7 更新
投稿: | 2024年10月 7日 (月) 01時24分