Haiku of Bashō (芭蕉の俳句・111/300)<田植歌>
・風流の初めやおくの田植うた
(fūryū-no hajime-ya oku-no taue-uta)
hearing rice-planting songs_
first elegance on my journey,
deep in the north-eastern district
句意を明瞭にするために「hearing」を補足して上記のように翻訳し、そのままHIA 国際俳句交流協会の「英語で分かる芭蕉の俳句」にも投稿しましたが、次のように簡潔に翻訳する方がすっきりして良いと思います。
first elegance on my journey
deep in the north-eastern district_
rice-planting songs
この俳句の解釈の参考に、「福島民友新聞」の解説記事の一部を次のとおり抜粋させて頂きます。
「白河の関を越えて奥州路に入ると、折しも田植え時、人々の歌う田植え歌はひなびた情緒が深く、これこそみちのくで味わう風流の第一歩です」の意
(今栄蔵「芭蕉句集」)。
福島民友新聞解説記事の詳細は
https://www.minyu-net.com/serial/hosomichi/FM20190701-392220.php
をタップしてご覧下さい。
青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。タイトルをタップしてその記事をご覧頂ければ幸いです。
「枯野」<芭蕉の辞世句> ドナルド・キーン訳の推敲を考える
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2022/01/post-859f.html
をご覧下さい。 (薫風士)
投稿: | 2023年1月22日 (日) 11時03分