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2023年6月15日 (木)

俳句《ゆすらうめ・山桜桃》

 

ぐずる子に魔法の唄や花ゆずら

       (林和子)

     

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この写真は、俳句の花図鑑(成美堂出版)の「山桜桃梅の花」などの解説ページ(P108~109)です。

  

     
23614_223616これらの写真(実の成った山桜桃梅と山桜桃梅酒)は、ユスラウメを呉れた句友が撮った写真をご了解を得て編集・掲載させて頂きました。

   

     

広辞苑によると、「ゆすらうめ」の漢字は「桜桃・山桜桃・梅桃」ですが、俳句では「山桜桃」などを「ゆすら」と読んで「5・7・5」の定型リズムにすることもあります。

「桜桃」は「サクランボ」を意味することもあります。   

  

歳時記(俳誌のサロン)の「山桜桃(ゆすらうめ)」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

    

葉隠れにまだ葉の色のゆすらうめ

       (若山実)

  

一粒をふふみ望郷山桜桃の実

      (塩路五郎)

  

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句友が呉れたユスラウメの枝を鉢に挿木にしました。

根付くかどうか、見物です。

   

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コメント

2025.6.6 更新

能登悠さん
コメントありがとうございます。

山桜桃根着くといいですね

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