俳句《子燕・燕の子・親燕》
スーパーで買い物を終えて出ると、出入り口の軒下のコンクリートに新聞紙が敷いてあり、燕の糞が落ちていました。
見上げると巣に燕の子が4羽顔を出して、親燕が来るのをおとなしく待っていました。
しばらく様子を見ていると、親燕がサッと来てサッと飛び去りましたが餌はやったようです。
都会の燕は田舎の燕と生態が異なるのか、人の出入りが多いので警戒しているのか、子供時代に実家や近所の農家の入り口で見た賑やかに鳴く小燕の記憶とは違うようでした。
スーパーの軒に子燕行儀よく
燕の子四羽揃って顔を出し
早技や子等に餌をやる親燕
(薫風士)
ここをクリックして、「俳句《つばめ・燕・初燕》」をご覧下さい。
歳時記(俳誌のサロン)から燕の子の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。
おとなしく巣に収まりし燕の子
(青山悠)
待つといふことを知りをり燕の子
(山本則男)
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